※この記事には、映画『室井慎次 敗れざる者』『室井慎次 生き続ける者』の事件、室井の死、エンドロール後まで重大なネタバレがあります。

2024年の『室井慎次 敗れざる者』『室井慎次 生き続ける者』では、警察を辞めた後の室井慎次が主人公になります。

故郷・秋田で子どもたちと暮らしていた室井の前に、過去の事件とつながる新たな問題が現れます。

そして後編のラストで、室井はシリーズでも大きな結末を迎えます。

この記事では、2024年2部作で室井に何が起きたのかに絞り、退職後の生活、瀬川殺害事件、日向杏、国見昇、室井の最期、エンドロール後の青島まで整理します。

この記事でわかること

  • 室井はなぜ警察を辞めていたのか
  • 秋田で誰と暮らしていたのか
  • 瀬川殺害事件の犯人
  • 日向杏と室井の関係
  • 室井は本当に死亡したのか
  • エンドロール後の青島の意味

結論|2024年2部作は「警察を辞めた室井の最後の人生」を描く

2024年の室井は、すでに警察官ではありません。

組織の中で上を目指す人生を終え、秋田で森貴仁、柳町凛久らと暮らしながら、新しい家族を作ろうとしています。

しかし過去の事件は室井を放っておきません。

『THE MOVIE 2』につながる人物の死や、日向真奈美の娘・杏の登場によって、室井は再び犯罪と向き合うことになります。

室井はなぜ警察を辞めていた?

『THE FINAL』後、室井は警察組織の改革に取り組みますが、思うような結果を出せませんでした。

その後は別のポストも用意されますが、最終的に退職を選びます。

室井自身は、青島との約束を果たせなかったという思いを抱えています。

ただし2024年2部作の中心は、過去の約束を詳しく振り返ることではありません。

警察を離れた室井が、その後どんな生き方を選んだかが物語の出発点です。

秋田で室井が作ろうとしていた「家族」

室井は故郷・秋田で、貴仁や凛久と一緒に暮らしています。

血のつながりはありませんが、食事をし、生活し、叱り、守る。室井は二人と家族になろうとしています。

警察という巨大な組織を離れた室井が、最後に向き合うのは目の前にいる人間です。

その生活へ入り込んでくるのが、日向真奈美の娘・日向杏です。

瀬川殺害事件の犯人は国見昇

室井の家の近くで発見される遺体は瀬川吉雄です。

瀬川は『THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』の事件に関わった人物でした。

そして瀬川を殺害したのは国見昇です。

国見も同じ事件の犯人グループに属し、恩田すみれを撃った人物でした。

20年以上前の事件が、秋田で暮らす室井の現在へ再びつながってきます。

日向杏はなぜ室井の家へ来た?

杏は、日向真奈美の影響を強く受けています。

室井の家で嘘をつき、凛久へ悪影響を与え、小屋への放火まで行います。

それでも室井は、杏を「犯罪者の娘だから」と切り捨てません。

親の罪と子どもの人生は別だと考え、杏自身がこれからどう生きるかを見ようとします。

終盤、室井が凛久の実父・明楽に襲われそうになったとき、杏は室井を守るために猟銃を空へ撃ちます。

これは、杏が母親から植え付けられた価値観だけではなく、自分自身で行動を選び始めた場面です。

室井はなぜ吹雪の中へ出ていった?

凛久をめぐる騒動が収まった後、愛犬シンペイが猛吹雪の中へ出てしまいます。

室井はシンペイを探しに外へ向かいます。

シンペイも室井にとって家族だからです。

2部作ではそれ以前から室井の体調に不安があることが描かれていますが、映画は医学的な死因を一つに断定していません。

翌朝、室井は心肺停止の状態で発見されます。

室井は本当に死亡した?

室井は死亡したと考えてよいです。

劇中では死亡の瞬間を大きく見せる演出ではありませんが、物語は室井の死を前提として進みます。

室井の人生は、警察組織の中で終わるのではありません。

最後まで「自分の家族を守る」という行動の中で終わります。

エンドロール後、青島はなぜ室井の家へ来た?

エンドロール後に登場するのが青島俊作です。

青島は室井の家を訪れます。

この場面は、2024年2部作を室井だけの物語で閉じず、室井の死後も『踊る大捜査線』の時間が続くことを示しています。

また、2026年の『踊る大捜査線 N.E.W.』へつながる重要な橋渡しにもなっています。

青島たちの現在については、こちらの記事で整理しています。

『踊る大捜査線 N.E.W.』を見る前に知っておきたいこと|青島・室井・真下たちの現在を整理

まとめ|2024年2部作は、室井が警察の外で作った人生の結末

2024年の室井は警察を辞め、秋田で子どもたちと家族になろうとしていました。

そこへ過去の事件につながる瀬川殺害事件と日向杏が現れます。

瀬川を殺したのは国見昇。杏も母・真奈美の影響を受けながら、室井との生活を通して少しずつ自分で選ぶ方向へ変わっていきます。

そして室井は、吹雪の中でシンペイを探しに行き、翌朝心肺停止で発見されます。

警察を離れた後も、室井は最後まで目の前の誰かを守る人間だった。

その人生を締めくくり、青島へ物語をつなぐのが2024年の2部作です。

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