『君の好きは無敵』MERRYはどうなった?杏奈が再建を任された理由と結末を解説
※この記事には、ドラマ『君の好きは無敵』最終回までのネタバレがあります。
『君の好きは無敵』で、デザイン瀬尾と対照的な存在として描かれた大手キャラクター会社MERRY。
物語序盤では強大な会社として登場しますが、後半になると状況は大きく変わります。
大三島匠(本郷奏多)の経営によって社内に変化が起き、炎上や業績不振が重なり、最終回ではついに経営難に陥ります。
そしてMERRYを立て直す役目を任されるのが、草壁杏奈(松本若菜)です。
なぜ杏奈だったのでしょうか。
MERRYは最終的にどうなったのでしょうか。
結論|MERRYは経営難に陥り、杏奈が再建のためコンサルとして戻る
最終回でMERRYは、経営難に陥っています。
そこで杏奈に、
MERRYをコンサルとして再起させてほしい
という依頼が持ち込まれます。
つまりMERRYはそのまま消滅したのではなく、再建を目指すことになります。
そしてこの仕事が、杏奈と瀬尾深月(佐野勇斗)を再び巡り合わせるきっかけにもなります。
MERRYはどんな会社?
MERRYは、人気キャラクターを抱える大手キャラクター会社です。
瀬尾も過去に深く関わっており、物語ではデザイン瀬尾の前に立ちはだかる大きな存在として登場します。
個人に近い小さなデザイン瀬尾と、大企業MERRY。
この対比も物語の重要な部分でした。
大三島が社長になってMERRYは変化していた
若き社長としてMERRYを率いる大三島は、会社の改革を進めます。
しかし、その方針によって社内の空気も以前とは変わっていきます。
長くMERRYでキャラクター作りに携わってきた社員たちの中にも、疑問や葛藤が生まれます。
瀬尾とMERRYには過去の因縁があった
瀬尾が過去に大切に作ったキャラクターをめぐって、大三島との間には強い確執があります。
第2話では、その因縁が再燃。
瀬尾はMERRYへの怒りを抱きながら、新キャラクター作りへ進んでいきます。
つまりチュチュチュエラ誕生の背景には、MERRYとの対立もありました。
MERRY側から離れる人も出てくる
物語が進むにつれ、MERRYの方針に違和感を持つ人物も出てきます。
廣瀬高章(藤井隆)は、長くキャラクターグッズ制作に携わってきた人物です。
しかし会社の変化に葛藤し、やがてMERRYを離れます。
その後はデザイン瀬尾側へ加わります。
これは、MERRY内部の問題が単なるライバル会社との争いだけではなかったことを示しています。
「酷評モルコ」の炎上もMERRYに打撃
第6話では、大三島が新たに発表したキャラクター「酷評モルコ」が炎上します。
その批判はキャラクターだけにとどまらず、MERRYと社長自身へ向かっていきます。
ここからMERRYの不調がより明確になっていきます。
第8話では業績不振が表面化
第8話になると、これまでの大三島の失策によって、MERRYが業績不振に陥っていることが明らかになります。
大三島は責任を追及されます。
そこで打ち出すのが、MERRYの人気キャラクターシニカルモルコの権利譲渡です。
会社の稼ぎ頭となるキャラクターの権利を手放そうとするほど、状況は悪化していました。
シニカルモルコの公開コンペも裏目に
大三島は権利の譲渡先を選ぶため、生放送の公開コンペを開催します。
しかしそこには、デザイン瀬尾を陥れるための仕掛けもありました。
第9話では、その中で大三島の悪事まで明るみに出る展開になります。
MERRYの信用にも大きな影響を与えたと考えられます。
最終回でMERRYは経営難に
そうした出来事が積み重なった結果、最終回でMERRYは経営難に陥っています。
大手企業として盤石に見えたMERRYが、存続のために外部の力を必要とする状態になったのです。
なぜMERRYの再建を杏奈に依頼した?
杏奈はもともと、大手コンサル会社でエースとして働いていた人物です。
さらに瀬尾と仕事をしたことで、キャラクタービジネスの現場まで理解するようになりました。
つまり最終回時点の杏奈は、
- 経営コンサルの能力がある
- キャラクター業界を実際に経験している
- ヒットキャラクターの育成に関わった
- MERRYとデザイン瀬尾双方を知っている
という、MERRY再建に適した人物になっています。
杏奈がコンサルへ戻ることにも意味がある
第1話の杏奈は、コンサル会社を辞めています。
仕事はできても、自分の人生に「好き」がなかったからです。
しかし瀬尾やチュチュチュエラと出会ったあと、最終回で再びコンサルの力を使います。
大きく違うのは、今度は自分が好きになったキャラクターの世界を守るために能力を使えることです。
同じコンサルでも、第1話と最終回では意味が変わっています。
MERRYは最終回で完全復活したの?
最終回では、MERRYが経営難から再建へ動き出すところが大きなポイントになります。
ただし、「すべての経営問題が解決し、以前のような大企業へ完全復活した」と単純にまとめるより、
杏奈を中心に、新しい形で立て直しへ進んだ
と見る方が適切です。
物語の焦点は、会社の数字そのものより、MERRYとデザイン瀬尾が対立だけではない関係へ変わったことにあります。
大三島がデザイン瀬尾側へ入ったのも象徴的
さらに最終回では、それまでMERRYを率いていた大三島がデザイン瀬尾の仲間になります。
これは序盤の構図とは完全に逆です。
MERRY対デザイン瀬尾
という対立から、キャラクターを好きな人たちが会社の壁を越えて動く関係へ変わっていきます。
MERRYの結末が表すもの
MERRYは、大きな会社であれば勝ち、小さな会社であれば負けるという物語のために存在していたわけではありません。
大きな会社でも「好き」を失えばうまくいかない。
逆に、小さな会社でも好きなものを信じる人が集まれば力になる。
MERRYの転落と再建は、そんな作品テーマにもつながっています。
まとめ|MERRYは消滅せず、杏奈の力で再出発へ
MERRYは物語序盤では大手キャラクター会社として大きな力を持っていました。
しかし、炎上や経営判断の失敗などが積み重なり、後半では業績が悪化。
最終回では経営難に陥ります。
そこで再建を任されたのが杏奈です。
第1話でコンサルの世界を離れた杏奈が、最終回では「好き」を知ったうえで、もう一度その能力を使う。
MERRYの再建は、会社だけでなく、杏奈自身の物語のゴールにもつながっています。
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