『新参者』吉岡多美子は何を隠していた?峯子との関係と嘘の理由
※この記事にはドラマ『新参者』第6話「翻訳家の友」のネタバレがあります。
『新参者』で三井峯子の親友として登場する吉岡多美子。
多美子は峯子の第一発見者でもあるため、事件捜査では非常に重要な人物です。
ところが加賀恭一郎が調べていくと、多美子の周辺にも説明のつかない部分が見つかります。
多美子が抱えていた秘密は、峯子殺害の犯人だから隠していたものではありません。第6話では、多美子と恋人コウジ・タチバナの関係を中心に、殺人事件とは別の「嘘」が明らかになります。
この記事でわかること
- 吉岡多美子とはどんな人物なのか
- 三井峯子との関係
- なぜ峯子の第一発見者になったのか
- コウジ・タチバナとの関係
- 第6話の嘘と殺人事件の違い
吉岡多美子は三井峯子の親友
吉岡多美子(草刈民代)は、殺害された三井峯子の親しい友人です。
峯子が新しい人生を歩み始めるなかでも関わりを持っており、事件当日には峯子の遺体を発見することになります。
殺人事件では第一発見者が重要な証言者になるため、加賀たちも多美子の行動を詳しく確認します。
第6話「翻訳家の友」で多美子の周辺が調べられる
第6話では、多美子が峯子を発見することになった経緯が改めて調べられます。
多美子が峯子のもとを訪れた背景には、恋人であるコウジ・タチバナ(谷原章介)との予定が関係していました。
加賀は、コウジが待ち合わせの日時を変更したことに注目します。
一見すると殺人事件とは無関係に思える予定変更ですが、『新参者』ではこうした小さな違和感を加賀が放置しません。
多美子の秘密は「殺人を隠すための嘘」ではない
多美子の言動に不自然なところがあると、「第一発見者なのだから犯人では?」という疑いも生まれます。
しかし多美子は三井峯子を殺した犯人ではありません。
加賀が明らかにするのは、多美子自身の人生や恋人との関係に関わる問題です。
殺人事件の捜査をしているはずなのに、結果として別の人間関係の秘密が明らかになる。
これが『新参者』各話に共通する構造です。
コウジ・タチバナとの関係が第6話の中心
コウジは、多美子にとって大切な存在です。
ところが二人の間には、互いに十分伝えられていない気持ちがあります。
加賀は待ち合わせ日時の変更という小さな出来事から、その裏側にある事情へ近づいていきます。
ここでも加賀が知りたいのは、「嘘をついたから怪しい」という単純な話ではありません。
なぜその行動を取ったのかまで理解することで、多美子たちが隠していた本当の事情が見えてきます。
峯子の事件が周囲の人々の人生を映し出していく
『新参者』では、三井峯子の足取りを追うたびに、別の人物が抱えている問題が見つかります。
多美子の場合も同じです。
峯子の死を調べなければ、加賀が多美子とコウジの事情へ踏み込むこともなかったでしょう。
殺人事件を一本の軸にしながら、その周囲にいる人たちの人生を一話ずつ描いていくところが本作の特徴です。
多美子が怪しく見えるのは『新参者』の仕掛け
第一発見者であり、被害者の親友。
さらに証言を調べると、予定や行動に違和感がある。
ミステリーとして見れば、多美子は十分に疑わしい人物です。
しかし加賀がその嘘を解くと、三井峯子殺害事件とは別の事情だったことがわかります。
こうして容疑者候補を一人ずつ外していくことで、最終的に本当の犯人へ近づいていきます。
三井峯子との関係を知ると第6話の意味も変わる
多美子は単なる事件関係者ではなく、峯子が新しい人生を歩もうとしていた時期を知る友人でもあります。
そのため多美子の証言は、事件当日の情報だけでなく、「三井峯子がどんな女性だったのか」を知る手掛かりにもなっています。
峯子について詳しく知りたい方は、『新参者』三井峯子とは何者?人形町に引っ越した理由と家族の秘密もあわせてご覧ください。
事件全体の犯人は別にいる
多美子の秘密が解けても、三井峯子殺害事件そのものは終わりません。
加賀はさらに峯子の元夫・清瀬直弘や岸田家へ捜査を広げ、最終的に岸田克哉へたどり着きます。
事件全体の流れについては、ドラマ『新参者』ネタバレ解説|犯人・事件の真相・結末まで全話まとめで整理しています。
原作小説『新参者』を読む
原作では、一つの殺人事件を追いながら、それぞれの人物が抱えている事情が短編のように描かれていきます。多美子と峯子の関係を含め、人形町で交差する人々の物語をじっくり読みたい方におすすめです。
第6話「翻訳家の友」をもう一度見る
多美子が犯人ではないと知ったうえで見返すと、加賀が待ち合わせ日時の変更になぜこだわったのかが見えやすくなります。多美子とコウジの物語を改めて確認したい方は、ディスカスで作品を探してみてください。
