『トモダチ100人よべるかな?』はやらせ?演出?番組の仕組みを考察
※この記事では『トモダチ100人よべるかな?』シーズン1の番組構成や仕掛けについて解説します。番組内容のネタバレがあります。
『トモダチ100人よべるかな?』を見ていると、あまりにも出来すぎた展開が続きます。
木村拓哉まで本当に来る。
ねずみカードを渡された人物がしっかり裏切りへ動く。
怒る人もいる。
最後には友情を取るか、お金を取るかの究極の選択まで登場する。
そこで気になるのが、
「これってやらせじゃないの?」
「どこまで演出なの?」
という疑問です。
結論|演出・仕掛けはある。ただし「結果まで台本通り」と確認できる根拠はない
まず、
番組側による演出や仕掛けは明確にあります。
ねずみカード。
途中脱落。
待遇差。
「あと3日続く」という偽情報。
最後の二択。
これらはすべて番組側が意図的に用意したものです。
しかし、
誰が来るか。
誰が帰るか。
誰が裏切るか。
誰が優勝するか。
まで事前に決められていたことを示す公的な根拠は確認できません。
Prime Videoではリアリティショーとして掲載されている
Prime Videoでは、本作はリアリティショーとして掲載されています。
また公式説明では、呼ばれたトモダチたちは、
番組の存在もルールも知らずに駆けつけた
とされています。
ここは番組の根幹です。
「演出がある=やらせ」ではない
バラエティ番組には当然、演出があります。
何も起こらない場所をずっと撮影するだけでは番組になりません。
ゲームのルールを作る。
誰かへカードを渡す。
状況を変える。
映像を編集する。
これは番組制作です。
一方で一般に「やらせ」と疑われるのは、
自然発生したように見せながら、実際には結果や行動まで事前に決められていた場合
です。
この2つは分けて考える必要があります。
番組側はかなり意図的に人間関係を揺さぶっている
『トモダチ100人よべるかな?』は、自然な友情をそのまま観察する番組ではありません。
むしろ逆です。
普通なら起こらないような状況をわざと作ります。
理由を説明せず呼び出す。
何時間も待たせる。
お金で帰るよう誘惑する。
ウソの情報を流す。
その状況で、人がどう反応するかを見る番組です。
だから「実験」という表現が近い
Amazon公式も、本作を友情を試す壮大な実験として紹介しています。
何も介入しないドキュメンタリーではなく、
条件を作った上で人間の反応を見るリアリティ番組
です。
木村拓哉の登場も台本だった?
河合郁人が木村拓哉へ電話し、本当に会場へ来た場面は、
「さすがに事前に決まっていたのでは?」
と思いやすいところです。
ただAmazon公式のインタビューでは、設楽自身が、
想像していなかった人物まで来て驚いた
と振り返っています。
少なくとも公式説明上は、来場者がすべて予定通りだったとはされていません。
プレイヤーが誰へ電話するかも番組の重要部分
森田・河合・Mattは自分の人脈を使って電話します。
制作側が用意した100人から選ぶゲームではありません。
そのため、誰へ電話するかによって出演者構成が大きく変わります。
呼ばれた側は番組の内容を知らなかった
公式説明で特に重要なのがここです。
トモダチとして呼ばれた芸能人は、
なぜ呼ばれたのか知らされない。
プレイヤーと会話できない。
何時間待つか分からない。
という状態に置かれます。
もし全員が事前に番組ルールを知っていたなら、この企画の根本が成立しません。
ただしテレビ番組なので編集はされている
当然ながら、収録されたすべての映像がそのまま配信されているわけではありません。
長時間の収録を6話へまとめています。
そのため、
面白い場面。
重要な会話。
友情が揺れた瞬間。
を中心に編集されています。
編集によって印象が変わる可能性はある
これはどのリアリティ番組にも言えることですが、編集で見せ方は変わります。
長い会話の一部だけを使えば、その人物が怒っているように強く見えることもあります。
逆に和やかな時間を短くすれば、対立が中心だったようにも見えます。
そのため、
番組で見えた人物像=その人の性格すべて
と考えるのは危険です。
ねずみカードは完全な番組演出
一方で、ねずみカードについては明確です。
番組側が用意したルールです。
カードを渡して、
友達を取るか。
金を取るか。
という状況を意図的に作っています。
ここは自然発生ではありません。
「あと3日続く」も意図的なウソ
第5話では、本当は残りわずかなのに、
「あと3日続く」
という情報を流します。
Prime Video公式あらすじでも、この仕掛けは「ウソの噂」と明記されています。
つまり、ここも番組側の明確な演出です。
ではトモダチの反応まで台本?
そのように確認できる根拠はありません。
怒る。
帰る。
残る。
ねずみカードへ乗る。
疑う。
こうした反応が台本で決められていたという情報は、公式には示されていません。
シーズン2が同じルールでできなかったことも重要
シーズン2制作時、Amazon公式は、
シーズン1のルールが世間に知られてしまったため、そのまま同じことはできない
と説明しています。
そのためシーズン2ではルールを大幅に刷新しました。
これは逆に、
トモダチ側が番組の仕組みを知らないこと自体が、シーズン1では重要だった
ことを示しています。
「全部やらせ」と考えると逆に説明しにくい部分もある
もし誰が来るか、誰が帰るか、誰が勝つかまで全部決めていたなら、シーズン2でルールを変える必要性はかなり低くなります。
シーズン1の企画は、
知らない人を本当に呼び出す
という前提があったからこそ、同じ方法をもう一度使えなくなったと考える方が自然です。
まとめ|「仕掛けのあるリアリティ番組」と考えるのが自然
『トモダチ100人よべるかな?』には、明確な演出があります。
ねずみカード。
途中脱落。
待遇差。
偽情報。
最後の二択。
しかし、
誰が来るか。
誰が帰るか。
誰が裏切るか。
誰が優勝するか。
まで事前に決まっていたと確認できる情報はありません。
そのため現時点では、
「台本通りのやらせ番組」と断定する根拠はなく、番組側が条件を作ってリアルな反応を引き出すリアリティ企画
と見るのが妥当です。
『トモダチ100人よべるかな?』シーズン1を見たい方へ
どこまでが番組側の仕掛けで、どこからが本人たちの反応なのかを意識して見ると、シーズン1はかなり違った面白さがあります。
