『VIVANT』バルカ共和国は実在する?モデルはモンゴルなのかロケ地と設定を解説
※この記事には『VIVANT』第1シーズンの内容に触れるネタバレがあります。
『VIVANT』を見ていて気になるのが、物語の重要な舞台となるバルカ共和国です。
広大な砂漠。
独特の街並み。
現地の警察や言語。
あまりにもリアルに描かれているため、「バルカ共和国って本当にある国なの?」と思った方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、バルカ共和国は『VIVANT』のために作られた架空の国です。
ただし、撮影は実際にモンゴルで大規模に行われており、バルカの風景にはモンゴルの景観が大きく使われています。
バルカ共和国は実在しない架空の国
『VIVANT』に登場するバルカ共和国は、現実の世界地図に存在する国家ではありません。
物語のために設定された架空の国です。
乃木憂助は丸菱商事で発生した巨額の誤送金を追い、バルカ共和国へ向かいます。
そこで爆破事件に巻き込まれ、公安の野崎守、医師の柚木薫、ジャミーン、ドラムらと関わっていくことになります。
このバルカ編が、その後の別班とテントをめぐる巨大な物語の入口です。
バルカ共和国のモデルはモンゴル?
バルカは架空国家なので、「公式にモンゴルそのものがモデル」と単純に言い切るのは正確ではありません。
ただし、ドラマのバルカ場面の大部分がモンゴルで撮影されたことはTBS公式でも確認できます。
実際にTBSは、バルカ共和国の首都クーダンとして撮影されたウランバートル市内のロケ地を巡る公式ツアーも実施しています。
そのため映像上のバルカには、モンゴルの街並みや草原、砂漠の風景が強く反映されています。
首都クーダンの撮影地はウランバートル
バルカ共和国の首都として登場するのがクーダンです。
こちらも架空の都市ですが、撮影ではモンゴルの首都ウランバートルが使われました。
つまり、
バルカ共和国=架空の国
クーダン=架空の都市
実際の主な撮影地=モンゴル
という整理が分かりやすいです。
なぜ架空国家にしたのか?
ここからは考察です。
実在する国家をそのまま舞台にすると、テロ組織や警察、政府機関などの描写に現実の政治的意味が強く生まれてしまいます。
一方、架空の「バルカ共和国」にすることで、現実感のある国際情勢を描きながらも、『VIVANT』独自の歴史や政治、組織を自由に設定できます。
特にこの作品では、別班やテントだけでなく、ベキの過去や内戦、孤児支援などもバルカの歴史と深く結びついています。
バルカは乃木の人生そのものに関係する国
バルカは単なる「第1話の海外ロケ地」ではありません。
乃木にとっては、自分の人生を決定づけた場所です。
幼い乃木は家族とともにバルカで暮らしていました。
そして内戦によって両親と引き離され、その後の人生を大きく変えることになります。
乃木の幼少期については、『VIVANT』乃木の幼少期に何があった?バルカで両親と別れた過去を時系列で解説で詳しく整理しています。
ベキが生まれた場所でもある
乃木の父・乃木卓がノゴーン・ベキとして生きるようになったのも、バルカでの出来事がきっかけです。
乃木卓は日本人としてバルカへ渡りましたが、その後の過酷な経験を経て、テントを率いるベキへ変わっていきます。
詳しくは、『VIVANT』乃木の父親はなぜベキになった?ノゴーン・ベキ誕生までを解説で整理しています。
テントもバルカと切り離せない
テントは国際的な組織として描かれますが、その活動の根にはバルカがあります。
孤児支援。
土地。
ベキやノコルたちの生活。
これらを理解するには、バルカを単なる外国ではなく、テントにとっての「故郷」として見る必要があります。
テントについては、『VIVANT』テントとは何だった?目的・組織・マークの意味を完全解説で詳しく扱っています。
チンギスもバルカを象徴する人物
バルカ警察のチンギスも、この国の背景を知るうえで重要な人物です。
現在のTBS公式では、チンギスがテントの運営する孤児院の出身だったことも明かされています。
チンギスについては、『VIVANT』チンギスは何者?なぜ乃木たちを追った?最後に味方になった理由を解説で詳しく整理しています。
映像のスケール感はモンゴルロケだからこそ
『VIVANT』のバルカ編が独特なのは、セットだけでは出せない広大な景色です。
砂漠や草原を本当に移動して撮影したことで、日本の連続ドラマとしては珍しいスケール感が生まれています。
バルカが実在する国のように感じられる大きな理由の一つです。
バルカの設定を詳しく知りたい方へ
第1シーズン公式ガイドブックでは、キャラクターや組織だけでなく、バルカ共和国についても詳しく扱われています。
まとめ
バルカ共和国は実在する国ではなく、『VIVANT』のために作られた架空国家です。
一方で、バルカ編の大規模な撮影はモンゴルで行われ、首都クーダンの場面にはウランバートルなどが使われています。
さらにバルカは、乃木の幼少期、ベキの人生、テントの活動など、作品の根幹に関わる場所です。
『VIVANT』にとってバルカは、単なる海外の舞台ではなく、乃木一家とテントの物語が始まった場所なのです。
