『Tシャツが乾くまで』樹生とあずさはどんな夫婦だった?事故前の関係と秘密を解説
※この記事には『Tシャツが乾くまで』最終回までのネタバレがあります。
『Tシャツが乾くまで』では、園田樹生(中島歩)とあずさ(夏帆)の夫婦関係が物語の途中まで誤解されやすく描かれています。
あずさは夫に言わず、別の男性・充(松山ケンイチ)と定期的に会っていました。
そのため、
「夫婦仲は悪かったのでは?」
と思いやすいですが、最終回まで見ると少し違います。
結論からいうと、
樹生とあずさは互いを大切に思っていた夫婦でした。ただし、夫婦だからといってすべてを共有していたわけではありません。
この記事では、充との関係や咲子との関係には広げず、樹生とあずさの夫婦関係だけを整理します。
あずさにとって樹生との結婚は大きな意味があった
あずさには、児童養護施設で育った過去があります。
そのあずさが樹生と結婚し、家庭を持ちました。
周囲の人物の話からも、あずさにとって結婚や家族を持てたことが大きな出来事だったことが分かります。
樹生との結婚は、成り行きだけで続いていたものではありません。
2人には息子・翔がいる
樹生とあずさの間には息子・翔がいます。
夫婦として子育てをし、家族として生活していました。
あずさの死後も、翔の言葉や習慣の中にあずさの存在が残っています。
樹生にとっても、あずさとの結婚生活は事故で簡単に消えるものではありませんでした。
樹生はあずさのことを分かっていると思っていた
事故前の樹生は、妻のことをかなり理解しているつもりでした。
だからこそ事故後、あずさに自分の知らない時間があったと知り、大きく動揺します。
夫婦として長く生活してきたのに、自分の知らない顔があった。
そこが樹生にとって大きなショックになります。
あずさには樹生へ話していないことがあった
あずさは、夫へすべてを話していたわけではありません。
自分の過去。
自分の気持ち。
日常の中で抱えていること。
樹生が知らない部分がありました。
しかし、
夫へ秘密があったことと、夫を大切にしていなかったことは同じではありません。
日記には家族との時間も残されていた
あずさの日記には、翔との日常なども記されています。
さらに、樹生から贈られた物も大切に使っていました。
樹生から見えない場所にあったからといって、樹生との関係を軽く扱っていたわけではありません。
事故後、樹生はこうした残されたものから、知らなかったあずさをもう一度知っていきます。
水族館のチケットは樹生のためだった
夫婦関係を最もはっきり示すのが、水族館のペアチケットです。
物語序盤では、あずさが持っていたペアチケットが疑惑の材料になります。
しかし最終回で、その相手が樹生だったことが分かります。
息子・翔が水族館へ行きたがっていました。
そこで、水族館が苦手な樹生と先に2人で行こうとしていたのです。
あずさは事故前も、樹生や翔との今後の生活を考えていました。
あずさは夫婦の時間も作ろうとしていた
水族館の予定は、単に翔のためだけではありません。
あずさ自身も、樹生と2人で出掛ける時間を持とうとしていました。
このことからも、樹生との結婚生活を終わらせようとしていたとは考えにくいです。
樹生が傷ついたのは「愛されていなかった」と思ったから
事故後の樹生は、あずさに自分の知らない部分があったことで、
「自分は妻にとって何だったのか」
という不安を抱きます。
夫である自分より、別の人の方があずさを理解していたのではないか。
その疑いが樹生を苦しめました。
最終的に「知らない部分がある=愛されていなかった」ではないと分かる
物語が進むにつれて、樹生はあずさの残したものを知ります。
日記。
水族館の予定。
家族との思い出。
そこから、
自分が知らない一面はあっても、夫や家族を大切にしていなかったわけではない
と受け止められるようになります。
樹生は「全部知らなくても夫婦だった」と受け止める
樹生とあずさの夫婦関係で重要なのは、
愛していれば相手のすべてを知っているはず
という考えが崩れることです。
結婚していても知らない部分はあります。
秘密もあります。
それでも、一緒に暮らした時間や相手を大切に思っていた事実まで否定されるわけではありません。
充との関係は別記事で
あずさが夫以外の男性と定期的に会っていたことは、樹生との夫婦関係とは別に整理した方が分かりやすいです。
『Tシャツが乾くまで』充とあずさは不倫していた?2人の本当の関係を解説
樹生とあずさの夫婦関係を整理
| 疑問 | 答え |
|---|---|
| 夫婦仲は悪かった? | 互いを大切にしていた |
| 何でも話していた? | いいえ |
| 息子は? | 翔がいる |
| 水族館のチケット | 樹生と行くためのもの |
| あずさは家庭を捨てようとしていた? | そのようには描かれていない |
まとめ|「知らない部分があった」だけで「愛のない夫婦」ではない
樹生とあずさは、互いを大切に思っていた夫婦です。
ただし、あずさには樹生が知らない部分がありました。
事故後、樹生はその事実に傷つきます。
それでも最終回までに、水族館のチケットなどから、あずさが夫や家族との未来を大切にしていたことが分かります。
何でも知っていた夫婦ではない。しかし、愛し合っていなかった夫婦でもない。
それが樹生とあずさの関係です。
