※この記事には映画・原作『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の結末までネタバレがあります。

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を見終わると、

「グレースとロッキーの続きも見たい」

と思った人は多いと思います。

グレースはエリドに残った。

ロッキーとの友情も続いている。

地球へ戻る可能性も完全には消えていない。

続編を作れそうな余地はかなりあります。

では、原作の続編や映画第2作は予定されているのでしょうか。

結論|2026年9月時点で『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の続編は発表されていない

2026年9月時点で、

原作小説の正式な続編は発表されていません。

また、

映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー2』の制作発表もありません。

現時点では、原作も映画も一作品で完結する物語です。

アンディ・ウィアーは続編を書いている?

現在書いている新作は続編ではありません。

2026年3月のインタビューでアンディ・ウィアーは、現在執筆中の作品について、

SFではあるが「何かの続編ではない」「新しい独立した物語」

と明言しています。

つまり次回作=プロジェクト・ヘイル・メアリー2ではない

アンディ・ウィアーの次の小説が、

グレース。

ロッキー。

エリド。

を描く作品になるという発表はありません。

映画の続編も決まっていない

映画は2026年3月20日に公開されました。

しかし2026年9月時点で、

第2作制作決定。

続編公開日。

続編タイトル。

といった公式発表は確認できません。

そもそも原作は続編を必要とする終わり方?

物語としては、かなりきれいに完結しています。

地球の危機。

エリドの危機。

アストロファージ問題。

ロッキーの救出。

グレースの人生。

主要な問題には答えが出ています。

地球は救われた

グレースが送ったタウメーバが地球へ届きます。

映画では地球側の描写も追加され、プロジェクトが成功したことが分かりやすく示されています。

エリドも救われた

グレースがロッキーを救い、タウメーバとともにエリドへ到着します。

エリド側も恒星の危機へ対応できます。

ロッキーも生きている

終盤で危機に陥りますが、グレースが救出。

故郷へ帰ることができます。

▶ 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』ロッキーは最後どうなった?エリド星を救えたのか解説

グレースもエリドで新しい人生を送る

グレースはエリドで暮らし、科学教師になります。

地球へ帰れなかった悲劇というより、

新しい故郷と人生を見つけた結末

です。

それでも続編を作れそうな余地はある

ここからは考察です。

本編は完結していますが、

「その後を描く余地がない」

わけではありません。

続編候補1|グレースは地球へ帰るのか

一番気になるのはここでしょう。

グレースには地球へ帰る可能性が残されています。

▶ 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』グレースは地球に帰った?ラストの意味を解説

もし地球へ帰ればどうなる?

地球では長い年月が経過しています。

グレースの知っていた社会。

生徒。

知人。

ストラット。

すべてが変わっている可能性があります。

人類史上最大級の英雄として帰還することになる

グレースは、

地球を救った。

地球外知的生命体と接触した。

別の文明で暮らした。

という人類史上前例のない人物です。

帰還すれば、普通の教師として元の生活へ戻るのは難しいでしょう。

続編候補2|地球とエリドの正式な交流

本編で実際に交流したのは、ほぼグレースとロッキーです。

しかし二人の存在によって、

人類とエリド文明は互いの存在を知る

ことになります。

次に起こるのは文明同士のファーストコンタクト

科学技術。

言語。

文化。

政治。

価値観。

交換できるものは大量にあります。

グレースが通訳役になる可能性もある

人間で最もエリド人を理解している人物。

それがグレースです。

もし二つの文明が正式に交流するなら、非常に重要な存在になります。

続編候補3|アストロファージの起源

本編でも完全には解明されていない謎があります。

アストロファージはそもそもどこから来たのか。

です。

なぜ複数の恒星系へ広がっている?

宇宙空間を移動できる生命体。

地球生命を思わせる部分もある。

その起源にはまだ大きな謎が残っています。

タウメーバの起源もある

アストロファージを食べるタウメーバ。

なぜタウ・セチ系で生まれたのか。

どのように進化したのか。

さらに深掘りできます。

続編候補4|グレースの生徒たち

ラストでグレースは若いエリド人に科学を教えています。

彼らは、

人類の科学とエリドの科学の両方を学ぶ最初の世代

とも言えます。

将来とんでもない科学者が生まれるかもしれない

人類の相対性理論。

エリドの材料工学。

二つを最初から知って育つ。

それだけでも、新しい技術が生まれる可能性があります。

続編候補5|ロッキーのその後

ロッキーはエリドへ戻りました。

故郷を救った人物です。

彼がエリド社会でどう扱われたのかは、詳しく描かれていません。

ロッキーにも家族や社会がある

人間から見ればロッキーは「かわいい宇宙人」のように見える場面もあります。

しかし彼には、グレースの知らない人生があります。

その部分だけでも一つの物語にできます。

でも続編を作らないからこそ美しいとも言える

本編の最後には、

グレースが教師になった。

地球が助かった。

ロッキーも生きている。

という必要な答えがあります。

あえてその先を描かないことで想像できる

グレースは地球へ帰ったのか。

ずっとエリドにいたのか。

二つの文明は交流したのか。

読者・観客が自由に考えられます。

『オデッセイ』にも正式な続編はない

アンディ・ウィアーは、ヒットした作品だからといって必ず続編を書く作家ではありません。

『オデッセイ』。

『アルテミス』。

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』。

いずれも基本的に独立した物語として書かれています。

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は『オデッセイ』の続編でもない

同じ作者。

科学。

宇宙。

問題解決。

という共通点はあります。

しかしシリーズ作品ではありません。

▶ 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は『オデッセイ』の続編?2作品の関係を解説

アンディ・ウィアーの次回作は別のSF

2026年3月のインタビューでウィアーは、次の小説について、

SF作品。

何かの続編ではない。

新しい独立した物語。

と説明しています。

今後考えが変わる可能性は?

もちろんゼロとは言えません。

将来ウィアーがグレースとロッキーの続きを書く可能性まで否定されたわけではありません。

ただし、

現時点で続編制作が決まっているという情報はない。

ここは分けて考える必要があります。

映画だけの続編が作られる可能性は?

これも現時点では分かりません。

原作続編がないため、映画第2作を作る場合は、

原作者の新しいストーリー。

映画オリジナルの物語。

などが必要になります。

映画の終わり方も続編必須ではない

明確な「次回へ続く」ではありません。

映画単体で完結しています。

だから続編を期待するなら「未定」が正確

「続編がある」

とも、

「絶対に作られない」

とも言えません。

2026年9月時点の答えは、

正式な続編は発表されていない。

です。

まとめ|続編は未発表。アンディ・ウィアーの次回作も別作品

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の続編について、2026年9月時点では、

原作続編の発表なし。

映画第2作の発表なし。

アンディ・ウィアーが現在執筆している新作は続編ではない。

という状況です。

ただし物語には、

グレースは地球へ帰るのか。

地球とエリドは交流するのか。

アストロファージの起源は何なのか。

ロッキーはその後どう暮らしたのか。

といった、続編にできる余地は残っています。

それでも本編は、

グレースとロッキーが二つの文明を救い、グレースがエリドで再び教師になる

ところできれいに完結しています。

したがって現時点では、

「その後は想像できるが、公式の続編はまだない」

というのが一番正確な答えです。


グレースとロッキーの結末を原作で読みたい方へ

映画では描き切れなかったエリドでの生活や、グレースがその後どう考えているのかは原作下巻でより詳しく描かれています。

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