映画『キングダム』1作目ネタバレ|信と嬴政の出会いから王都奪還までを解説
映画『キングダム』の1作目を見たものの、「信と嬴政はどうして一緒に戦うことになった?」「漂はなぜ嬴政にそっくりだった?」「結局、誰と誰が戦っていた?」と少し混乱した方もいるのではないでしょうか。
1作目は、後の長い物語の出発点となる「王都奪還」を描いた作品です。
この記事では、映画『キングダム』1作目について、信と嬴政の出会いから成蟜との戦い、王都を取り戻すまでをネタバレありで分かりやすく整理します。
映画『キングダム』1作目はどんな話?
舞台は紀元前245年、春秋戦国時代の秦(しん)。
戦災孤児の信(しん)と漂(ひょう)は、奴隷同然の生活を送りながら、「天下の大将軍になる」という夢を持って剣の修行を続けています。
ある日、漂は秦王に仕える昌文君(しょうぶんくん)に見いだされ、王宮へ連れていかれます。
ところがしばらくして、漂は重傷を負った状態で信のもとへ戻ってきます。
漂は信に地図を託し、そのまま息を引き取ってしまいます。
ここから信の人生が大きく動き始めます。
漂はなぜ死んだ?
漂が王宮へ連れていかれた理由は、秦の王嬴政(えいせい)と驚くほど顔が似ていたからです。
当時の秦では、嬴政の異母弟である成蟜(せいきょう)が反乱を起こし、王位を奪おうとしていました。
嬴政を逃がすため、漂は嬴政の影武者となります。
つまり漂は、信との夢を捨てて王宮へ行ったわけではありません。
結果として嬴政の身代わりとなり、命を落としたのです。
信と嬴政はなぜ一緒に行動することになった?
漂の地図を頼りに信が向かった先にいたのが、秦王・嬴政でした。
信は、漂が嬴政の身代わりとして死んだことを知り、最初は激しく怒ります。
しかし、漂自身が嬴政を守る役目を引き受けていたこと、そして最後まで信との「天下の大将軍になる」という夢を信じていたことを知ります。
信は漂の思いを背負い、嬴政の王都奪還に力を貸すことになります。
この時点では、信が嬴政に忠誠を誓っているというより、漂の思いを無駄にしないために戦うという意味合いが強いでしょう。
河了貂とは誰?
逃亡中の信と嬴政が出会うのが、鳥のような奇妙な衣装を着た河了貂(かりょうてん)です。
河了貂は金のために二人を助けようとしますが、次第に信たちと行動を共にするようになります。
映画1作目では戦士というより、信と嬴政の旅を助ける仲間という立場です。
後のシリーズでは、さらに重要な存在になっていきます。
楊端和と山の民はなぜ嬴政を助けた?
王都を奪還するには、嬴政たちだけでは兵力が足りません。
そこで嬴政は、山の民を率いる王楊端和(ようたんわ)に協力を求めます。
秦と山の民には過去の因縁があり、最初から簡単に協力してもらえる状況ではありませんでした。
それでも嬴政は、民族の違いを越えて一つの世界を目指す自分の考えを語ります。
その覚悟を認めた楊端和は、山の民を率いて嬴政に協力します。
ここは後の嬴政が掲げる「中華統一」という大きな目標にもつながる重要な場面です。
成蟜はなぜ反乱を起こした?
嬴政から王座を奪ったのが、異母弟の成蟜です。
成蟜は自らの血筋に強い誇りを持ち、庶民や身分の低い者を見下しています。
対して嬴政は、人の価値を生まれだけで決めようとはしません。
映画1作目では、二人の対立は単なる兄弟喧嘩ではなく、「どのような国を作るのか」という考え方の違いとしても描かれています。
信たちはどうやって王宮へ入った?
嬴政は楊端和率いる山の民の協力を得て、王都へ向かいます。
信たちは山の民に扮するなどして王宮内部へ入り込み、成蟜側の軍と戦います。
ここから映画は大規模な王宮奪還戦へ入ります。
信は強敵との戦いを経験しながら、ただ夢を語っていた少年から、実際に戦場で命を懸ける人物へ変わっていきます。
王騎はなぜ最後に現れた?
映画の重要人物の一人が、秦の大将軍王騎(おうき)です。
王騎は圧倒的な存在感を持つ人物ですが、1作目では信たちの味方として最初から戦ってくれるわけではありません。
信や嬴政の行動を見ながら、この若者たちがこれから何を成し遂げるのかを見定めているような立場です。
この王騎と信の関係は、シリーズが進むにつれて非常に重要になっていきます。
映画『キングダム』1作目のラストを解説
最終的に信たちは成蟜側を破り、嬴政は王座を取り戻します。
しかし、これで嬴政の目的が達成されたわけではありません。
嬴政が本当に目指しているのは、秦という一国の王でいることではなく、戦乱を終わらせるための中華統一です。
一方の信も、漂と誓った「天下の大将軍になる」という夢を改めて追い始めます。
つまり1作目のラストは、物語の終わりではなく、信と嬴政という二人の夢が本格的に始まる瞬間なのです。
1作目で覚えておけばいいポイント
初めて『キングダム』を見る方は、細かな人物名をすべて覚える必要はありません。
- 信は「天下の大将軍」を目指している
- 漂は嬴政の影武者となって死亡した
- 嬴政は成蟜から王座を取り戻した
- 嬴政の最終目標は中華統一
- 河了貂と楊端和が信たちの仲間になった
- 王騎という伝説的な大将軍がいる
この6点が分かっていれば、2作目へ十分ついていけます。
映画『キングダム』をもう一度見たい方へ
1作目は、その後のシリーズにつながる信・嬴政・河了貂・楊端和・王騎たちの関係が始まる作品です。
続編を見る前に復習しておくと、その後の信の成長がより分かりやすくなります。
▶ 映画『キングダム2 遥かなる大地へ』のあらすじ・結末を続けて読む
まとめ
映画『キングダム』1作目は、信と嬴政が出会い、成蟜に奪われた王都を取り戻すまでの物語です。
漂の死によって動き始めた信は、嬴政と出会い、河了貂や楊端和らと共に王都奪還へ挑みます。
そして最後に残るのが、信の「天下の大将軍」と嬴政の「中華統一」という二つの大きな夢です。
この二つの夢こそが、その後の『キングダム』シリーズを貫く中心となっています。
