『アメイジング・スパイダーマン3』はなぜ作られなかった?シリーズ終了の理由
※この記事には『アメイジング・スパイダーマン2』『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の内容に触れるネタバレがあります。
アンドリュー・ガーフィールド主演の『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ。
2014年の『アメイジング・スパイダーマン2』で終わっていますが、現在でも、
「アメイジング・スパイダーマン3は復活する?」
「制作決定したって本当?」
「なぜ3作目は中止になった?」
「アンドリュー・ガーフィールドはまたスパイダーマンをやる?」
と気になる方が多い作品です。
結論からいうと、2026年9月時点で『アメイジング・スパイダーマン3』の正式な制作決定は発表されていません。
ただし、これは最初から存在しなかった企画ではありません。
ソニーは2014年に、『アメイジング・スパイダーマン3』を2018年公開予定作品として正式に発表していました。
その後シリーズ計画が見直され、ソニーとマーベル・スタジオが新しいスパイダーマンをMCUへ参加させる方向へ進んだことで、アンドリュー版3作目は実現しませんでした。
一方、アンドリュー・ガーフィールド自身はスパイダーマン再演そのものを完全否定しているわけではなく、「今までにない面白い企画なら戻りたい」という趣旨の発言もしています。
この記事では、
- 『アメイジング・スパイダーマン3』は復活するのか
- 現在、制作決定しているのか
- 本当は3作目が作られる予定だったのか
- なぜ中止されたのか
- アンドリュー・ガーフィールド再演の可能性
を最新情報と過去の公式発表を分けて整理します。
- 結論|『アメイジング・スパイダーマン3』は復活していない
- 「アメイジング・スパイダーマン3復活」の噂はなぜ出る?
- 2026年にも復活説が出ているが、公式発表ではない
- アンドリュー・ガーフィールド本人は復活について何と言っている?
- 「絶対戻らない」と言っているわけではない
- 『アメイジング・スパイダーマン3』は本当に作る予定だった?
- 3作目だけでなく、その先も予定されていた
- なぜ『アメイジング・スパイダーマン2』には伏線が多い?
- なぜ『アメイジング・スパイダーマン3』は中止になった?
- 『アメイジング・スパイダーマン2』は失敗作だった?
- 決定的だったのはソニーとマーベルの提携
- なぜアンドリューのままMCUへ入らなかった?
- アンドリュー・ガーフィールドがイベントを欠席したから中止になった?
- 3作目にはどんなストーリーが予定されていた?
- グウェンは復活する予定だった?
- 『ノー・ウェイ・ホーム』でアンドリュー版は復活した
- MJを救った場面がアンドリュー版の救いになった
- それでも『アメイジング・スパイダーマン3』を望む声が多い理由
- 『アメイジング・スパイダーマン3』が今後復活する可能性は?
- もし復活しても「アメイジング・スパイダーマン3」というタイトルとは限らない
- 「復活決定」という動画やポスターは本物?
- 『アメイジング・スパイダーマン3』について現在分かっていること
- トビー版『スパイダーマン4』中止とは理由が違う
- まとめ|『アメイジング・スパイダーマン3』は復活未定だが、再演の可能性は残っている
- 歴代『スパイダーマン』シリーズを見返したい方へ
結論|『アメイジング・スパイダーマン3』は復活していない
まず一番重要な点です。
2026年9月時点で、『アメイジング・スパイダーマン3』の正式な制作発表はありません。
ソニー・ピクチャーズ。
マーベル・スタジオ。
アンドリュー・ガーフィールド本人。
いずれからも、
「アメイジング・スパイダーマン3を制作する」
という公式発表は出ていません。
したがって、SNSや動画などで見かける、
「アメイジング・スパイダーマン3復活決定」
「アンドリュー・ガーフィールドと契約済み」
といった情報は、公式発表と区別して見る必要があります。
「アメイジング・スパイダーマン3復活」の噂はなぜ出る?
最大の理由は、
アンドリュー・ガーフィールド版スパイダーマンが『ノー・ウェイ・ホーム』で復活したから
です。
2014年にシリーズが終了したあと、アンドリュー版ピーターは長く登場していませんでした。
しかし2021年の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で、トビー・マグワイア版とともに再登場します。
この再登場によって、
「アンドリュー版の続きを見たい」
という声が再び大きくなりました。
そこから『アメイジング・スパイダーマン3』復活説が何度も出るようになっています。
2026年にも復活説が出ているが、公式発表ではない
2026年にも、
「ソニーがアメイジング・スパイダーマン3を検討している」
といった情報が報じられています。
ただし、こうした情報の多くは、業界関係者やインサイダーの発言をもとにしたものです。
ソニーが正式に制作を発表したわけではありません。
さらに、2026年8月には、
「アンドリュー・ガーフィールドが複数作品の契約を結んだ」
という情報もSNSで広まりました。
しかし、その発端となった投稿はパロディアカウントによるもので、公式発表ではないと指摘されています。
したがって現時点では、
「復活の噂はあるが、制作決定ではない」
という整理が正確です。
アンドリュー・ガーフィールド本人は復活について何と言っている?
アンドリュー・ガーフィールド本人は、スパイダーマン再演について何度も質問されています。
2026年8月末のインタビューでは、自分でも、
「どんな話なら面白いか」
を考えることはあると話しています。
一方で、具体的に、
「これをやりたい」
という企画にはまだたどり着いていないという趣旨の発言もしています。
つまり、
スパイダーマン再演そのものに興味がゼロではない
ものの、
『アメイジング・スパイダーマン3』が進行しているという意味ではありません。
「絶対戻らない」と言っているわけではない
アンドリュー・ガーフィールドは以前から、
面白いアイデアなら再演したい
という姿勢を見せています。
2024年のインタビューでも、
「正しい企画なら100%戻りたい」
という趣旨の発言をしています。
ただし、単なる続編や懐かしさだけではなく、
今までにない、変わった、新鮮なスパイダーマン
を求めていることも語っています。
そのため、もし今後再演が実現するとしても、
2014年当時に予定されていた『アメイジング・スパイダーマン3』をそのまま復活させる形とは限りません。
『アメイジング・スパイダーマン3』は本当に作る予定だった?
はい。これは公式に確認できます。
2014年7月、ソニー傘下のコロンビア・ピクチャーズは、
『アメイジング・スパイダーマン3』を2018年に公開予定
と正式に発表しました。
つまり、
「3作目の話は全部ファンの噂だった」
ということではありません。
実際にスタジオの公開計画へ入っていた作品です。
3作目だけでなく、その先も予定されていた
当時のソニーは、アンドリュー・ガーフィールド版スパイダーマンを中心に、かなり大きな映画シリーズを作ろうとしていました。
計画されていたのは、
- 『アメイジング・スパイダーマン3』
- さらなる続編
- 『シニスター・シックス』
- スパイダーマン周辺キャラクターのスピンオフ
などです。
つまり『アメイジング・スパイダーマン2』は、
大規模なスパイダーマン映画ユニバースの入口
として作られていた面があります。
なぜ『アメイジング・スパイダーマン2』には伏線が多い?
2作目を見ると、かなり多くの要素が未回収のまま残っています。
たとえば、
- ハリー・オズボーンのその後
- シニスター・シックスにつながる要素
- ライノの登場
- グウェンを失ったピーターの今後
などです。
これは、3作目以降へ続ける計画があったからです。
映画の最後も、ピーターがライノへ立ち向かうところで終わります。
そのため、
「完全に完結したシリーズ」
というより、
「続く予定だったのに途中で止まったシリーズ」
と考えた方が実態に近いです。
なぜ『アメイジング・スパイダーマン3』は中止になった?
一つの理由だけで中止になったわけではありません。
大きかったのは、
- 『アメイジング・スパイダーマン2』への批評面での反応
- シリーズ拡大計画の見直し
- スピンオフを含めたユニバース構想の変更
- ソニーとマーベル・スタジオの交渉
です。
そして最終的に、
アンドリュー版を続けるより、新しいスパイダーマンをMCUへ参加させる
方向へ大きく舵を切ります。
『アメイジング・スパイダーマン2』は失敗作だった?
ここは少し注意が必要です。
『アメイジング・スパイダーマン2』は、興行的にまったく売れなかった作品ではありません。
世界興行では大きな収入を記録しています。
一方で、批評面では評価が割れました。
特に、
- ヴィランが多い
- 続編への伏線が多すぎる
- 本編よりユニバース拡大を優先しているように見える
といった点が指摘されました。
つまり、
「大赤字だから即終了」
という単純な話ではありません。
シリーズ全体の方向性を見直す流れの中で終了したと考えるのが自然です。
決定的だったのはソニーとマーベルの提携
そして2015年、スパイダーマン映画の歴史を大きく変える出来事が起こります。
ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが協力し、
新しいスパイダーマンをMCUへ登場させる
方針が決まりました。
その結果、アンドリュー版の続きを作るのではなく、
新しいピーター・パーカー
を導入することになります。
その新しいスパイダーマンがトム・ホランドです。
▶ スパイダーマンはなぜソニー映画?マーベル・ディズニーとの関係と映画化権を解説
▶ なぜ『シビル・ウォー』から突然スパイダーマンが登場した?ソニーとマーベルの契約を解説
なぜアンドリューのままMCUへ入らなかった?
「アンドリュー・ガーフィールド版をそのままMCUへ入れればよかったのでは?」
と思う方もいるでしょう。
しかし2015年の新しい協力体制では、
新しいスパイダーマンを導入する
方針が取られました。
そのため、アンドリュー版の世界をそのままMCUへ接続するのではなく、別のピーター・パーカーとして再スタートします。
そしてトム・ホランド版は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』から登場しました。
▶ トム・ホランド版スパイダーマンはなぜアイアンマンと深く関わる?MCU独自設定を解説
アンドリュー・ガーフィールドがイベントを欠席したから中止になった?
ネットで非常によく見るのが、
「アンドリュー・ガーフィールドがソニーのイベントを欠席したため、怒ったソニーに降板させられた」
という説です。
この話には、2014年のソニーへのサイバー攻撃で流出した社内メールが関係しています。
イベント欠席をめぐって、社内で不満が出ていたことは報じられています。
ただし、
「イベントを1回欠席したから3作目が中止された」
と考えるのは単純化しすぎです。
当時はすでに、
- 作品への評価
- ユニバース構想
- ソニー社内のシリーズ戦略
- マーベルとの交渉
が同時に動いていました。
イベント欠席は一つの出来事ではありますが、シリーズ終了の唯一の理由とは言えません。
3作目にはどんなストーリーが予定されていた?
完成した正式脚本があったわけではありません。
そのため、
「アメイジング・スパイダーマン3はこの内容になるはずだった」
と断定するのは難しいです。
一方で、当時検討されていたアイデアとして、
- グウェンの死後のピーター
- ノーマン・オズボーン
- シニスター・シックス
- 新たなヴィラン
などが語られています。
特にアンドリュー・ガーフィールド本人は、
グウェンを失ったピーターが、その喪失をどう抱えて生きるか
という部分について話し合っていたことを明かしています。
グウェンは復活する予定だった?
これも有名な噂です。
マーク・ウェブ監督は後年、死者を戻すような大胆なアイデアも検討していたことを語っています。
ただし、
「3作目でグウェンが復活することが正式決定していた」
わけではありません。
完成脚本ではなく、企画段階で出ていたアイデアの一つです。
『ノー・ウェイ・ホーム』でアンドリュー版は復活した
シリーズ自体はいったん2014年で止まりました。
しかし2021年、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で、アンドリュー・ガーフィールドが再びピーター・パーカーを演じます。
しかも、単なるカメオではありません。
グウェンを失った後もスパイダーマンを続けていたこと。
その傷を完全には乗り越えていなかったこと。
以前より荒々しい時期があったこと。
などが語られます。
つまり、
作られなかった3作目で描かれる可能性があった「その後のピーター」
が、別の形で少しだけ描かれました。
▶ 『ノー・ウェイ・ホーム』でなぜトビーとアンドリューが戻ってきた?マルチバースを解説
MJを救った場面がアンドリュー版の救いになった
『ノー・ウェイ・ホーム』で特に印象的なのが、MJが高い場所から落下する場面です。
アンドリュー版ピーターは、今度は彼女を救うことに成功します。
これは『アメイジング・スパイダーマン2』で、グウェンを救えなかった場面と重なります。
グウェンを救えなかったピーターが、別のピーターにとって大切な人を救う。
そのため、
『ノー・ウェイ・ホーム』はアンドリュー版ピーターに一つの区切りを与えた
とも考えられます。
それでも『アメイジング・スパイダーマン3』を望む声が多い理由
最大の理由は、
アンドリュー版だけが2作品で終わっている
ことです。
トビー・マグワイア版は3作品。
トム・ホランド版も3作品以上続いています。
一方、アンドリュー版は2作品。
しかも2作目でグウェンを失い、
「ピーターがこの喪失をどう乗り越えるのか」
という最も重要な部分を残したまま終わっています。
そのため、『ノー・ウェイ・ホーム』で再登場したあとも、
「やっぱり3作目を見たい」
という声が消えていません。
『アメイジング・スパイダーマン3』が今後復活する可能性は?
ここは、
「ゼロとは言えないが、現時点では制作決定していない」
というのが最も正確です。
理由は2つあります。
まず、アンドリュー・ガーフィールド自身が、条件次第ではスパイダーマン再演に前向きだからです。
そして『ノー・ウェイ・ホーム』で、複数の実写スパイダーマンが同じ作品へ登場できることも示されました。
一方で、現在ソニーとマーベルが中心に展開している実写スパイダーマンはトム・ホランド版です。
2026年にはトム・ホランド主演の新作『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』も公開されています。
したがって、
アンドリュー版の単独3作目が現在のメインシリーズとして進んでいるわけではありません。
もし復活しても「アメイジング・スパイダーマン3」というタイトルとは限らない
ここも重要です。
仮に今後アンドリュー・ガーフィールド版ピーターが再登場したとしても、
必ず『アメイジング・スパイダーマン3』という単独映画になるとは限りません。
マルチバース作品。
別のスパイダーマンとの共演。
『アベンジャーズ』系作品。
新しい形式の単独作品。
さまざまな可能性があります。
アンドリュー本人も、単に昔の続きをするより、
今までにない変わった企画
を求めていることを語っています。
「復活決定」という動画やポスターは本物?
ネット上には、
『The Amazing Spider-Man 3』
と書かれた予告編やポスターが多数あります。
しかし、ファンメイドのコンセプト映像やAI生成映像も多く存在します。
実際に、YouTubeには、
「The Amazing Spider-Man 3 (2026)」
というタイトルでも、説明欄にファンメイドのコンセプトトレーラーと明記された映像があります。
そのため、
予告編らしい映像がある=映画制作決定
ではありません。
公式発表かどうかを確認することが重要です。
『アメイジング・スパイダーマン3』について現在分かっていること
制作決定した?
→ いいえ。2026年9月時点で公式発表はありません。
昔は作る予定だった?
→ はい。2014年にソニーが2018年公開予定として正式発表していました。
なぜ中止された?
→ シリーズ戦略の見直しと、ソニー・マーベル提携による新しいMCU版への移行が大きな理由です。
アンドリューはクビになった?
→ イベント欠席の話はありますが、それだけがシリーズ終了理由とは言えません。
アンドリューはまた演じたい?
→ 面白い企画なら再演に前向きな発言をしています。
復活の可能性は?
→ ゼロとは言えませんが、現時点では企画決定していません。
『ノー・ウェイ・ホーム』は3作目の代わり?
→ 代わりではありませんが、グウェンの死後のピーターを少し描いた作品になっています。
トビー版『スパイダーマン4』中止とは理由が違う
実写スパイダーマンでは、トビー・マグワイア版にも『スパイダーマン4』の計画がありました。
しかしこちらは、サム・ライミ監督が納得できる形で期限内に完成させることが難しいと判断したことなどから実現せず、その後『アメイジング・スパイダーマン』へリブートされます。
一方、アンドリュー版は、
2作目公開後のシリーズ戦略変更とソニー・マーベル提携
によってトム・ホランド版へ移りました。
同じ続編中止でも、背景は異なります。
▶ トビー・マグワイア版『スパイダーマン4』はなぜ中止になった?幻の続編を解説
まとめ|『アメイジング・スパイダーマン3』は復活未定だが、再演の可能性は残っている
『アメイジング・スパイダーマン3』は、架空の企画ではありません。
ソニーは2014年に、3作目を2018年公開予定として正式発表していました。
しかしその後、シリーズの方向性が見直されます。
そして2015年、ソニーとマーベル・スタジオが新しいスパイダーマンをMCUへ登場させる方向へ進み、アンドリュー版の続編計画は実現しませんでした。
その後、2021年の『ノー・ウェイ・ホーム』でアンドリュー・ガーフィールドが再登場。
これによって、
「アメイジング・スパイダーマン3を復活させてほしい」
という声が再び大きくなりました。
ただし、2026年9月時点では、
『アメイジング・スパイダーマン3』制作決定という公式情報はありません。
アンドリュー本人は、面白く新しい企画なら再演することに前向きな姿勢を見せています。
そのため、
アンドリュー版スパイダーマンの再登場自体は今後あり得ます。
しかし、それが、
正式な『アメイジング・スパイダーマン3』として実現するかどうかは、まだ分かりません。
現時点では、
「復活決定」ではなく、「ファンの期待と再演の余地が残っている」
という状態です。
▶ 『ノー・ウェイ・ホーム』でなぜトビーとアンドリューが戻ってきた?マルチバースを解説
▶ トビー・マグワイア版『スパイダーマン4』はなぜ中止になった?幻の続編を解説
歴代『スパイダーマン』シリーズを見返したい方へ
『スパイダーマン』は、トビー・マグワイア版、アンドリュー・ガーフィールド版、トム・ホランド版と、それぞれ異なるピーター・パーカーの物語が描かれてきました。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』をより楽しむためにも、過去のシリーズを見返しておくと人物関係や過去作とのつながりが分かりやすくなります。
トビー版『スパイダーマン』やアンドリュー版『アメイジング・スパイダーマン』など、歴代作品をDVDで見返したい方は、TSUTAYA DISCASで探してみるのも一つの方法です。
