『鬼滅の刃 無限城編』善逸はなぜ獪岳を許せなかった?2人の過去と因縁を解説
※この記事には『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の善逸と獪岳の戦いについて重大なネタバレがあります。
無限城で獪岳と再会した善逸は、いつもの善逸とは大きく違います。
泣かない。
逃げない。
最初から獪岳との決着を受け入れています。
この記事では兄弟子という言葉の意味や雷の呼吸の型を詳しく説明するのではなく、
「なぜ善逸が獪岳を許せないほど怒っていたのか」
に絞ります。
結論|善逸が許せなかったのは、獪岳が桑島の教えと2人の未来を壊したから
善逸の怒りは、
「獪岳が鬼になったから」
だけではありません。
獪岳が鬼になったことで、師匠・桑島慈悟郎が責任を取って命を絶ちました。
さらに、二人で雷の呼吸を継ぐはずだった未来まで失われます。
善逸にとって最も大きかったのは桑島の死
善逸は桑島を「じいちゃん」と呼びます。
家族に近い存在です。
その桑島が、弟子である獪岳が鬼になった責任を取って切腹しました。
善逸から見れば、
獪岳の選択によって最も大切な人の一人を失った
ことになります。
善逸は獪岳をもともと好きではなかった
二人は仲のいい兄弟弟子ではありません。
獪岳は善逸を見下します。
善逸も獪岳を怖がり、苦手にしていました。
でも「嫌いだから倒す」ではない
ここが重要です。
善逸は獪岳を嫌っていました。
しかし同時に、
自分にできないことができる兄弟子
として見ています。
完全にどうでもいい相手ではありません。
獪岳は善逸の「目標」でもあった
獪岳は善逸より多くの型を使えます。
善逸から見れば、修行の上では自分より先を歩く人物です。
だからこそ、獪岳が鬼になったことは単なる敵対以上のショックになります。
本来は同じ雷の呼吸を継ぐはずだった
桑島は、獪岳と善逸のどちらか一人だけに後を継がせようとしていたわけではありません。
二人で雷の呼吸を継ぐ形を考えていました。
その未来を壊したのが獪岳の鬼化です。
だから善逸は「裏切られた」と感じる
獪岳が捨てたものは、鬼殺隊だけではありません。
桑島の教え。
雷の呼吸。
兄弟弟子としての関係。
善逸から見れば、すべてを手放したように見えます。
兄弟子である理由は別記事へ
なぜ獪岳が兄弟子なのか、二人の入門順についてはこちらです。
▶ 獪岳はなぜ善逸の兄弟子になった?桑島慈悟郎との関係を解説
獪岳が鬼になった理由も別
善逸の怒りを理解するには「獪岳が鬼になった」という結果が重要ですが、獪岳自身がなぜその選択をしたのかは別記事で扱います。
▶ 獪岳はなぜ鬼になった?善逸との違いと悲鳴嶼との過去を解説
善逸が逃げなかった理由
無限城では、普段の善逸のような恐怖反応がほとんどありません。
これは、
獪岳との決着を他人に任せられない
と善逸が考えているからです。
同じ桑島に育てられた自分が終わらせる必要がある。
その覚悟ができています。
火雷神は「復讐だけの技」ではない
善逸は自分で雷の呼吸・漆ノ型「火雷神」を作っています。
この技は、もともと獪岳だけを殺すために作った技と考えるより、
自分も雷の呼吸を継げる存在になるための成長
として見る方が分かりやすいです。
▶ 善逸の「火雷神」は誰に教わった技?漆ノ型を自分で作った理由を解説
その技を獪岳へ使うことになったのが悲しい
本来なら一緒に雷の呼吸を継いでいくはずだった兄弟弟子。
その獪岳を、善逸自身が作った新しい雷の呼吸で倒します。
ここに二人の関係の皮肉があります。
最後まで獪岳を完全な他人にできなかった
善逸は獪岳を許せません。
しかし、心の中から完全に切り離すこともできません。
嫌いだった。
憧れてもいた。
家族に近い関係でもあった。
複数の感情が混ざっています。
だから勝っても爽快ではない
獪岳を倒しても、善逸にとっては単純な勝利ではありません。
桑島を失い、兄弟子まで自分で倒す。
残るのは達成感より喪失感です。
まとめ|善逸は「大切だったから」獪岳を許せなかった
善逸が獪岳を許せなかった理由は、
- 獪岳が鬼になった
- 桑島が責任を取って亡くなった
- 二人で継ぐはずだった雷の呼吸の未来が壊れた
- 獪岳を嫌いながらも兄弟子として認めていた
からです。
もし本当にどうでもいい相手なら、ここまで怒りません。
大切な関係だったからこそ、裏切られたと感じた。
それが善逸の怒りの中心です。
『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』をもう一度見たい方へ
善逸が獪岳へ向ける怒りの中に、悲しさや未練まで混ざっていることに注目すると、戦いの見え方が変わります。
