※この記事には、Netflixシリーズ『九条の大罪』の登場人物や設定に触れる内容があります。

『九条の大罪』には、少し変わった名字の人物が多く登場します。

九条間人(柳楽優弥)。

烏丸真司(松村北斗)。

壬生憲剛(町田啓太)。

嵐山義信(音尾琢真)。

京極清志(ムロツヨシ)。

京都に詳しい人なら、

「これ、京都の地名ばかりでは?」

と気づいたかもしれません。

これは偶然ではありません。

Netflix公式の制作トリビアでは、原作者・真鍋昌平さんが京都の地名をもとに登場人物の名前を付けていることが紹介されています。

この記事では人物の性格や関係性には広げず、九条・烏丸・壬生・嵐山・京極など、名前と京都の地名とのつながりだけを整理します。

『九条の大罪』の名字は京都の地名がベース

Netflix公式によると、真鍋昌平さんは登場人物の名前に京都の地名を使っています。

特に、

読み方が少し難しく、文字として印象に残りやすい地名

が選ばれていると説明されています。

そのため『九条の大罪』には、普通の名字にも見える一方で、一度覚えると印象に残る名前が多く登場します。

九条間人の「九条」

主人公の名字「九条」は、京都で使われる地名です。

京都市内には東西に走る九条通があり、京都市営地下鉄烏丸線には九条駅もあります。

作品タイトルにもそのまま使われているため、『九条の大罪』を代表する名前です。

ただし、

「九条という土地の特徴と九条間人の性格を重ねた」

という公式説明があるわけではありません。

確認できるのは、京都の地名を人物名に用いているという点です。

「間人」も京都にある地名

さらに珍しいのが、九条の下の名前です。

間人=たいざ

と読みます。

間人は京都府京丹後市に実在する地名です。

つまり「九条間人」は、名字だけでなく名前まで京都の地名を思わせる組み合わせになっています。

初見で「間人」を「たいざ」と読める人はかなり少ないため、公式が説明している「読みづらく印象に残る名前」という特徴にもよく合っています。

烏丸真司の「烏丸」

「烏丸」は京都では非常になじみ深い名称です。

京都市中心部を南北に走る烏丸通。

京都市営地下鉄烏丸線。

四条烏丸など、現在もさまざまな場所で使われています。

九条と烏丸を並べると、京都市営地下鉄烏丸線を知っている人には特に印象的です。

実際に烏丸線には九条駅があります。

ただし、九条と烏丸の人物関係を地下鉄の位置関係に重ねているという公式説明はありません。

壬生憲剛の「壬生」

「壬生」は京都市中京区にある地名です。

歴史では、新選組と深く結びついた場所としても知られています。

「壬生」という字を初めて見て、すぐに「みぶ」と読めない人もいるでしょう。

そのため、読み方に少し特徴があり、文字として覚えやすい京都の地名を使うというネーミング方針によく当てはまります。

壬生本人の人物像についてはこちらで整理しています。

『九条の大罪』壬生憲剛は何者?九条との関係と裏社会での立場を解説

嵐山義信の「嵐山」

「嵐山」は、今回の名前の中では特に分かりやすい京都の地名です。

渡月橋や竹林などで知られる京都西部の観光地で、全国的にもよく知られています。

作中では刑事・嵐山義信の名字として使われています。

九条や壬生が京都由来だと気づかなかった人でも、「嵐山」で初めて地名の共通点に気づいたかもしれません。

京極清志の「京極」

「京極」も京都と関係の深い名称です。

京都中心部には新京極通があり、「京極」という名称が現在も残っています。

作中では伏見組若頭・京極清志の名字として使われています。

字面が強いため役柄に合っているようにも感じますが、

「暴力団若頭だから京極という名前にした」

と公式に説明されているわけではありません。

そこまで意味を読み込む場合は考察になります。

「伏見組」の伏見も京都を連想させる

京極が所属する伏見組の「伏見」も、京都の伏見を思わせる名称です。

京都南部の伏見は、伏見稲荷大社や酒造で知られています。

登場人物だけでなく組織名にも京都を連想させる言葉が使われており、作品内のネーミングに統一感があります。

なぜ京都の地名を使ったのか

公式に明かされているのは、原作者が京都の地名、とくに読みづらく印象に残るものを人物名へ取り入れているということです。

一方、

「なぜ全国の地名ではなく京都なのか」

という理由まで明確に説明されているわけではありません。

そのため、そこから先は断定できません。

人物の性格と地名を無理に結びつける必要はない

名前の元が京都だと分かると、

「九条という土地だからこの性格なのでは?」

「壬生は新選組と関係があるから裏社会側なのでは?」

などと考えたくなります。

ただし、そうした人物設定との一対一の対応が公式に示されているわけではありません。

事実として整理できるのは、京都の地名をネーミングへ使っていることです。

読みづらさそのものが印象に残る

九条。

烏丸。

壬生。

間人。

文字を見ただけでは正しい読み方に迷う名前もあります。

その一方、一度読み方を知ると覚えやすい。

『九条の大罪』の主要人物の名前が強く印象に残る理由の一つです。

主な名前と京都との関係

作中の名前 京都とのつながり
九条 九条通・九条駅など
間人 京都府京丹後市の間人
烏丸 烏丸通・地下鉄烏丸線など
壬生 京都市中京区の壬生
嵐山 京都西部の嵐山
京極 新京極通など
伏見 京都市伏見区など

まとめ|京都の地名を使ったネーミングは公式設定

『九条の大罪』の登場人物に京都らしい名前が多いのは偶然ではありません。

Netflix公式の制作トリビアでは、原作者・真鍋昌平さんが京都の地名をもとに名前を付けていることが紹介されています。

九条。

烏丸。

壬生。

嵐山。

京極。

さらに主人公の「間人」まで京都に実在する地名です。

読みづらく、それでも一度覚えると忘れにくい京都の地名をキャラクター名として使っている。

そこが『九条の大罪』のネーミングの特徴です。

『九条の大罪』を原作漫画で読みたい方へ

原作ではドラマに登場していない人物にも、印象的な名前が数多く使われています。

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