童磨はなぜ胡蝶しのぶを食べた?しのぶの作戦と童磨の性格を解説
※この記事には『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』および原作の童磨戦の結末まで重大なネタバレがあります。
無限城で上弦の弐・童磨と対峙する胡蝶しのぶ。
しのぶは姉・胡蝶カナエの仇である童磨へ、藤の花から作った毒を何度も打ち込みます。
しかし童磨を倒すことはできず、最後にはしのぶ自身が童磨の体へ取り込まれてしまいます。
なぜ童磨はしのぶを食べたのでしょうか。
そして実は、この行動こそがしのぶが事前に用意していた作戦でもありました。
結論|童磨は人間を食べる鬼で、特に女性を好んでいた
童磨がしのぶを取り込んだのは、
倒した女性を食べるという童磨自身の性質
によるものです。
しのぶだけを特別な理由で食べたというより、童磨にとって人間を食べること自体が自然な行動です。
しかも童磨は、女性を積極的に食べる鬼として描かれています。
童磨は上弦の弐
童磨は十二鬼月の中でも、
上弦の弐。
上にいるのは上弦の壱・黒死牟だけです。
猗窩座よりも上位に位置する非常に強力な鬼です。
しのぶの姉・胡蝶カナエを死に追いやった鬼でもある
しのぶにとって童磨は、ただの上弦ではありません。
姉・胡蝶カナエの仇。
長い間、しのぶが探し続けてきた相手です。
無限城で童磨と遭遇したことで、ついに直接対決が始まります。
童磨は人間を食べることに罪悪感がない
童磨は、人間を食べることを悪いことだとは考えていません。
むしろ自分に食べられた人間は、自分の中で永遠に生きられるというような独特の考え方を持っています。
人間側の感覚とは完全にずれています。
だからしのぶを吸収することにも迷いがない
童磨から見れば、しのぶは、
敵。
柱。
そして食べる対象。
です。
戦闘でしのぶを追い詰めたあと、そのまま体へ取り込みます。
童磨はなぜ女性を好んで食べる?
童磨は、女性の方が栄養価が高いと考え、女性を多く食べています。
これは女性を絶対に殺さない猗窩座とは正反対です。
▶ 猗窩座はなぜ女を食べなかった?恋雪との関係から理由を考察
童磨と猗窩座は食に対する考え方まで真逆
猗窩座は女性を食べない。
童磨は女性を積極的に食べる。
しかも童磨の方が上弦の順位は上です。
この違いも、二人の性格をよく表しています。
しのぶは童磨に食べられることを想定していた
ここからが重要です。
しのぶは、童磨との戦いで自分が負ける可能性を考えていました。
相手は上弦の弐。
しかもしのぶ自身には、鬼の頸を斬るための腕力がありません。
しのぶの通常の戦い方は「毒」
しのぶは藤の花から作った毒を日輪刀へ仕込み、鬼へ注入します。
普通の鬼なら、この方法で倒せます。
しかし童磨は違いました。
童磨は毒を分解してしまう
しのぶが毒を打ち込むと、童磨にも一時的に症状が出ます。
つまり、毒が完全に無効というわけではありません。
しかし童磨は毒を分析し、体内で分解・適応していきます。
▶ 胡蝶しのぶの毒はなぜ童磨に効かなかった?藤の花の毒と耐性を解説
刀から入れられる毒の量では足りない
童磨のような上弦の弐を倒すには、通常の注入量では決定打になりません。
そこでしのぶは、別の方法を考えます。
しのぶ自身を「毒」にした
しのぶは長期間にわたり、自分の体へ藤の花の毒を取り込み続けました。
その結果、
血液や内臓を含め、しのぶの体そのものが大量の毒を含む状態
になります。
なぜ自分の体に毒を仕込んだ?
狙いは非常に明確です。
童磨に自分を食べさせるため。
刀から少量ずつ毒を入れても分解される。
ならば自分の体ごと取り込ませ、一気に大量の毒を体内へ入れる。
そう考えました。
つまり童磨の「女性を食べる性質」を逆利用した
童磨が女性を食べる鬼だからこそ、この作戦は成立します。
童磨からすれば、
柱を倒し、そのまま栄養として吸収した。
つもりです。
しかし実際には、
自分から巨大な毒の塊を体内へ取り込んだ
ことになります。
しのぶは童磨の性格まで利用した
しのぶの作戦がすごいのは、毒の知識だけではありません。
童磨が女性を食べること。
柱を倒せば吸収する可能性が高いこと。
自分より圧倒的に強いこと。
そこまで含めて計算しています。
童磨は罠に気づかなかった?
しのぶが自分の全身へ大量の毒を蓄積していることまでは、童磨も把握していません。
それまで何度も毒を受けていたので、毒使いであることは当然理解しています。
しかし、
しのぶ自身の肉体が最大の毒になっている
ところまでは見抜けませんでした。
童磨は自分の毒分解能力を過信していたとも考えられる
ここからは考察です。
童磨は、しのぶの毒を何度も分解しています。
そのため、
「この女の毒なら対応できる」
という感覚があった可能性があります。
しかし最後に入ってきた毒は、それまでとは量が違いました。
しのぶが食べられた時点では童磨が勝ったように見える
戦闘だけを見れば、しのぶは敗北です。
頸を斬れない。
毒も分解される。
最後には吸収される。
完全に童磨が勝ったように見えます。
しかし本当の作戦はそこから始まる
しのぶの大量の毒が童磨の体内へ入る。
そして後から戦う栗花落カナヲたちへつながります。
つまり、
しのぶが食べられること自体が次の攻撃
だったのです。
しのぶはなぜ自分だけで逃げなかった?
しのぶの最優先目標は、
自分が生き残ることではなく、童磨を倒すこと。
姉・カナエの仇でもあり、今後も多くの人を殺す上弦の弐です。
自分の命を含め、使えるものをすべて使う覚悟を決めていました。
しのぶの戦いは「力の弱さ」を逆手に取った戦い
しのぶは柱の中でも腕力が弱く、鬼の頸を斬れません。
普通なら大きな弱点です。
しかし、
毒を作る。
自分へ蓄積する。
食べられることまで利用する。
戦い方そのものを変えることで上弦の弐へ対抗しました。
童磨は「食べたから負けた」の?
最終的には、しのぶを取り込んだことで大量の毒が童磨へ入ります。
そのため、童磨撃破を考えるうえで非常に大きな原因です。
ただし、
毒だけでその場で即死したわけではありません。
毒で大幅に弱体化したところを、後に続く剣士たちが攻めます。
しのぶ一人の勝利でも、カナヲだけの勝利でもない
童磨戦は、
しのぶが毒で弱らせる。
その後の仲間が決着へつなげる。
という連携で成立します。
▶ 胡蝶しのぶはなぜ童磨に勝てなかった?毒を仕込んだ本当の狙いを解説
まとめ|童磨はしのぶを食べたことで、しのぶの最大の罠へ入った
童磨が胡蝶しのぶを食べたのは、
人間を食べる鬼であり、特に女性を好んで食べる性質を持っていたから。
です。
しかししのぶは、その性質を利用しました。
自分の体へ大量の藤の花の毒を仕込む。
童磨に自分を取り込ませる。
体内から大量の毒を効かせる。
そこまでが作戦でした。
童磨にとっては、しのぶを食べた瞬間が勝利に見えます。
しかし実際には、
その瞬間こそ、しのぶが用意していた最大の攻撃を自ら受け入れた瞬間
だったのです。
『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』をもう一度見たい方へ
しのぶが童磨に取り込まれる展開は、その後の作戦まで知ったうえで見直すと印象が大きく変わります。童磨が毒を分解する場面も含め、しのぶが何を狙っていたのかに注目すると分かりやすくなります。
