『鬼滅の刃 無限城編』なぜ柱たちはバラバラに落とされた?無限城で分断された理由を解説
※この記事には『鬼滅の刃 柱稽古編』最終回から『無限城編』の展開についてネタバレがあります。
産屋敷邸へ集まった柱たちと炭治郎。
目の前には鬼舞辻無惨。
「ここで全員で無惨を倒せるのでは?」
と思った直後、足元が崩れるように開き、鬼殺隊員たちは無限城へ落とされます。
しかも、
全員が同じ場所へ落ちるわけではありません。
なぜ柱たちはバラバラにされたのでしょうか。
結論|鬼殺隊を一か所に集めず、無限城の中で分断するため
鬼側にとって最も危険なのは、
柱を含む鬼殺隊の主力が一斉に無惨へ襲いかかること
です。
そこで無限城へ引き込み、各所へ分散させます。
無限城の空間を操れる鳴女の能力によって、鬼殺隊側は仲間と簡単に合流できない状態になります。
ただし「すべての対戦カードを鳴女が狙って組んだ」とは断定できない
ここは注意が必要です。
善逸と獪岳。
しのぶと童磨。
炭治郎・義勇と猗窩座。
と、それぞれ因縁の深い相手との戦いが始まります。
しかし、
鳴女がそれぞれの因縁を知り、意図的に全対戦カードを組んだと明言されているわけではありません。
確実なのは、無限城側が鬼殺隊を分断し、自由な移動を妨げていたことです。
そもそもなぜ全員が産屋敷邸に集まった?
鬼舞辻無惨が産屋敷耀哉の屋敷へ現れたためです。
緊急連絡を受けた柱と炭治郎たちは、一斉に産屋敷邸へ向かいます。
産屋敷耀哉は無惨を罠にかけた
耀哉は自分ごと屋敷を爆破。
さらに珠世の薬、悲鳴嶼の攻撃へつなげます。
鬼殺隊にとっては、無惨を一気に囲める大きな機会になります。
▶ 無惨はなぜ産屋敷邸に自分から行った?耀哉の作戦と爆破の狙いを解説
そのまま地上で戦えば鬼側は不利
無惨の周囲には、
柱。
炭治郎。
ほかの鬼殺隊員。
が集まってきます。
多数の強敵を同時に相手にする状況です。
そこで戦場を無限城へ変える
鬼側の本拠地である無限城なら、状況が変わります。
城の構造は鳴女が操作できる。
仲間同士を離せる。
上弦の鬼も内部にいる。
鬼側に有利な戦場です。
鳴女は人の位置を動かせる
鳴女の血鬼術では、無限城の構造だけでなく、城内の人物の位置も大きく変えられます。
そのため鬼殺隊が、
「全員で同じ方向へ進もう」
と思っても簡単には実現しません。
▶ 鳴女はなぜ無限城を操れる?血鬼術の能力と無惨との関係を解説
無限城は固定された迷路ではない
普通の迷路なら、地図を作れば攻略できます。
しかし無限城は鳴女がリアルタイムで変化させます。
さっき通れた道がなくなる。
階段の位置が変わる。
別の部屋へ移される。
非常に厄介です。
柱を分断するメリットは大きい
柱は鬼殺隊最強の剣士たち。
複数の柱がまとまれば、上弦や無惨にとっても大きな脅威です。
だから、
一人または少人数ずつ戦わせる方が鬼側には有利
です。
上弦の鬼は一対一でも柱級
上弦は非常に強力です。
歴代の柱を多数倒してきています。
柱をバラバラにし、上弦と少人数で戦わせることができれば、鬼側は各個撃破を狙えます。
第一章で始まる主な戦い
無限城で分断された結果、第一章では、
胡蝶しのぶ VS 童磨。
我妻善逸 VS 獪岳。
竈門炭治郎・冨岡義勇 VS 猗窩座。
という大きな戦いが展開します。
善逸と獪岳は因縁の兄弟弟子
善逸の相手となる獪岳は、かつて同じ桑島慈悟郎のもとで雷の呼吸を学んだ兄弟子です。
▶ 『鬼滅の刃 無限城編』善逸はなぜ獪岳を許せなかった?2人の過去と因縁を解説
しのぶと童磨にも深い因縁がある
童磨は、しのぶの姉・胡蝶カナエの仇です。
しのぶが長年探し続けてきた相手と、無限城でついに遭遇します。
炭治郎と猗窩座は無限列車からの因縁
猗窩座は煉獄杏寿郎を倒した鬼。
炭治郎は無限列車編から猗窩座を倒すことを強く意識しています。
そこへ水柱・義勇も加わります。
これほど因縁が重なるのは偶然?
物語としては、それぞれの因縁が決着へ向かう構成になっています。
ただ、作中設定として、
「鳴女がしのぶの姉の仇を調べ、童磨の場所へ送った」
などと細かく説明されているわけではありません。
だから「分断は意図的」「全対戦カードまで意図的」は分けて考える
確実に言えるのは、
鬼殺隊を無限城へ引き込み、バラバラにすることは鬼側に大きな戦術的メリットがある。
ということです。
一方で、各人物を因縁の相手へ正確に割り振ったとまでは断定できません。
鬼殺隊側が一番やりたいのは「無惨のところへ集まること」
鬼殺隊の本来の目的は上弦をすべて倒すことではありません。
鬼舞辻無惨を倒すこと。
です。
しかし無限城へ分断されたことで、まず目の前の上弦を突破しなければ無惨へ進めなくなります。
時間を使わせることにも意味がある
鬼側からすれば、柱たちを分断して足止めできれば、無惨が立て直す時間も作れます。
産屋敷邸では無惨自身が大きく追い込まれていました。
無限城へ落とすことで主導権を取り戻した
産屋敷耀哉の罠によって、一時は鬼殺隊側が主導権を握りました。
しかし戦場を無限城へ移すことで、
鬼側が地形の主導権を取り戻します。
無限城そのものが鬼殺隊を分断する装置
鳴女がいる限り、
仲間へ近づこうとしても離される。
上へ進もうとしても構造が変わる。
出口も分からない。
戦闘以前に、移動そのものが難しくなります。
柱がバラバラだからこそ個々の力が試される
物語上では、分断されたことで、それぞれのキャラクターが自分の因縁と向き合います。
善逸は獪岳。
しのぶは童磨。
炭治郎は猗窩座。
大勢で戦っていたら描けない一対一・少人数の決着です。
鬼側にとって有利だったはずなのに、それが逆転していく
ここからは考察です。
無限城は明らかに鬼側のホームです。
鬼殺隊を分断し、上弦が待ち構える。
本来なら非常に有利です。
しかし鬼殺隊側も、柱稽古を経て以前より強くなっています。
分断された一人一人が上弦へ届くようになっていた
かつて上弦は、柱一人ではほぼ勝てない存在でした。
ところが最終決戦では、
痣。
新しい技。
毒。
仲間との連携。
など、それぞれが上弦へ対抗する方法を持っています。
まとめ|柱たちは鬼側が有利に戦うため無限城で分断された
柱たちが無限城でバラバラになった大きな理由は、
鬼殺隊主力を一か所へ集めず、それぞれを分断して戦わせるため。
です。
無限城なら鳴女が、
空間を変える。
人物を移動させる。
合流を妨害する。
ことができます。
ただし、
善逸と獪岳、しのぶと童磨など、すべての対戦カードを鳴女が因縁まで理解して意図的に組んだ
とまでは作中で明言されていません。
確実なのは、
集結した鬼殺隊を自分たちの本拠地へ引き込み、分断すること自体が鬼側の大きな戦術だった
という点です。
『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』をもう一度見たい方へ
無限城へ落とされる場面を「ただ舞台を移す演出」ではなく、鬼殺隊を一気に分断する作戦として見ると、その後の各戦闘へつながる流れがより分かりやすくなります。
