スペシャルドラマ『赤い指』は『新参者』の前?時系列と見る順番を解説
2011年に放送されたスペシャルドラマ『赤い指〜「新参者」加賀恭一郎再び!』を見ようとして、
「『新参者』より前の話なの?」
「どっちから見ればいい?」
と迷う方もいると思います。
結論からいうと、『赤い指』の物語は連続ドラマ『新参者』より約2年前です。
TBSも『赤い指』を、『新参者』の“エピソード・ゼロ”と位置づけています。
ただし放送順は逆で、2010年に『新参者』が放送され、その後2011年にスペシャルドラマ『赤い指』が放送されました。
この記事でわかること
- 『赤い指』と『新参者』はどちらが先なのか
- 物語の時系列
- 放送順との違い
- 初めて見るならどちらからがおすすめか
- 『赤い指』を見ると何が分かるのか
物語の時系列では『赤い指』が先
スペシャルドラマ『赤い指』は、加賀恭一郎が日本橋署へ赴任する約2年前の出来事を描いています。
一方、『新参者』では、加賀は日本橋署へ赴任してきたばかりの「新参者」として人形町の事件を捜査します。
したがって物語の順番は、
『赤い指』 → 『新参者』
です。
放送順では『新参者』が先
物語の順番とは逆に、テレビで放送されたのは『新参者』が先です。
連続ドラマ『新参者』は2010年に放送。
その後、2011年1月に新春スペシャルドラマとして『赤い指〜「新参者」加賀恭一郎再び!』が放送されました。
つまり、
放送順:『新参者』 → 『赤い指』
物語順:『赤い指』 → 『新参者』
となります。
なぜ後から「過去の話」を作ったの?
『赤い指』は単なる続編ではありません。
TBSは、このスペシャルドラマを『新参者』の“エピソード・ゼロ”と説明しています。
連続ドラマでは十分に説明されなかった、
- 加賀恭一郎と父・隆正の関係
- 加賀と松宮脩平の関係
- 松宮が刑事になった理由
- 加賀と青山亜美の出会い
などが描かれています。
つまり『新参者』を見た人が、
「この人たちはどうして今の関係になったのか」
を知るための前日譚でもあります。
原作でも『赤い指』が『新参者』より先
原作の刊行順でも『赤い指』が先です。
東野圭吾の加賀恭一郎シリーズでは、
第7作『赤い指』
の次が、
第8作『新参者』
です。
講談社も『赤い指』を「加賀恭一郎第7の事件」と紹介しています。
そのため、原作シリーズとしても『赤い指』から『新参者』へ進む流れになっています。
初めて見るならどちらから?
どちらから見ても物語そのものは理解できます。
ただし、楽しみ方が少し変わります。
放送当時と同じ感覚で見たいなら『新参者』→『赤い指』。
先に『新参者』で加賀や松宮を知り、そのあと『赤い指』で過去を知ることで、
「そういうことだったのか」
という答え合わせができます。
時系列順なら『赤い指』→『新参者』
人物関係を時間順に追いたいなら、先に『赤い指』を見る方法もあります。
『赤い指』では、まだ加賀と松宮の間にわだかまりがあります。
その後『新参者』を見ると、2人の距離がどう変わったのかが分かりやすくなります。
また、加賀と青山亜美の出会いも『赤い指』で描かれるため、『新参者』での関係も自然につながります。
『赤い指』を見ると加賀の父のことが分かる
『新参者』だけでは、加賀自身の家族について詳しく知る機会は多くありません。
『赤い指』では、父・隆正が重要人物として登場します。
なぜ加賀は父を見舞わないのか。
なぜ親子は疎遠になったのか。
それでも二人は本当に断絶していたのか。
こうした加賀自身の背景が描かれます。
▶ 『赤い指』加賀恭一郎と父・隆正はなぜ疎遠だった?親子関係を解説
『赤い指』を見ると松宮の見え方も変わる
『新参者』で松宮は加賀と一緒に事件を捜査しています。
しかし『赤い指』では、もっと距離があります。
松宮がなぜ刑事になったのか。
なぜ隆正をそこまで慕っているのか。
なぜ加賀へ反発していたのか。
それらを知ることで、『新参者』の松宮もより立体的に見えてきます。
▶ 『赤い指』松宮脩平はなぜ刑事になった?加賀との関係も解説
実写版「新参者」シリーズをざっくり並べると?
阿部寛さんが加賀恭一郎を演じるTBS系の実写シリーズには、連続ドラマやスペシャルドラマ、映画があります。
主な作品は、
- 『新参者』
- スペシャルドラマ『赤い指』
- 映画『麒麟の翼〜劇場版・新参者〜』
- スペシャルドラマ『眠りの森』
- 映画『祈りの幕が下りる時』
です。
ただし、放送・公開順と物語の時系列は一致していません。
特に『赤い指』は、『新参者』のあとに放送された「過去編」なので、ここだけ覚えておけば混乱しにくくなります。
『赤い指』だけ見ても大丈夫?
大丈夫です。
前原家で起きる少女殺害事件は、『赤い指』の中だけで完結します。
『新参者』を見ていなくても、犯人や事件の真相は理解できます。
ただし、加賀、松宮、青山亜美などの関係については、『新参者』を知っていると「過去の話なんだ」と分かる場面が増えます。
まとめ|『赤い指』は『新参者』の約2年前を描くエピソード・ゼロ
スペシャルドラマ『赤い指』の物語は、『新参者』より約2年前です。
放送は『新参者』が2010年、『赤い指』が2011年なので、放送順と物語順が逆になっています。
放送順なら『新参者』→『赤い指』。
物語の時系列なら『赤い指』→『新参者』。
どちらでも楽しめますが、『赤い指』を見ることで加賀と父・隆正、松宮、青山亜美との過去が分かり、『新参者』の人物関係をより深く理解できます。
『赤い指』を原作から時系列で読みたい方へ
原作でも『赤い指』は加賀恭一郎シリーズ第7作、『新参者』は第8作です。
原作の流れで加賀の変化を追いたい方は、『赤い指』から読むと自然につながります。
スペシャルドラマ版『赤い指』を見たい方へ
『新参者』ではすでに出来上がっている人物関係が、どのように始まったのかを知りたい方にはスペシャルドラマ版がおすすめです。
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