映画『殺人の門』はどんな話?あらすじ・公開日・原作をネタバレなしで解説
2027年に公開される映画『殺人の門』。
東野圭吾さんの同名小説を、山﨑賢人さんと松下洸平さんのW主演で映画化する作品です。
タイトルだけを見ると殺人事件の犯人を追うミステリーのようにも見えますが、物語の中心にあるのは少し違います。
『殺人の門』は、人生を何度も狂わせてくる“親友”と、その男を殺したいと思うようになる男の約30年に及ぶ関係を描いた物語です。
この記事では、映画を観る前の方向けに、重大なネタバレを避けながらあらすじ・公開日・原作・注目ポイントを整理します。
映画『殺人の門』はどんな話?
主人公の一人・田島は、幼なじみの倉持と長い付き合いがあります。
倉持は完璧で、人付き合いがうまく、誰からも好かれるような男です。
しかも田島が困っていると、いつも手を差し伸べてくれます。
普通に考えれば、頼れる親友です。
ところが田島は、あることに気づき始めます。
自分の人生が狂う瞬間には、なぜかいつも倉持がいる。
偶然なのか。
それとも倉持が意図的に仕組んでいるのか。
田島は倉持から距離を取ろうとしますが、倉持は何度も「親友」として田島の人生へ戻ってきます。
そして田島の中には、次第に倉持への疑念と殺意が膨らんでいきます。
映画『殺人の門』の公開日はいつ?
映画『殺人の門』の公開日は、2027年2月19日(金)です。
配給は東宝・KADOKAWA。
監督は金井紘さんが務めます。
山﨑賢人は倉持修役
田島の人生に何度も現れる“親友”・倉持修を演じるのが、山﨑賢人さんです。
映画公式では倉持について、完璧で人たらしで、誰もが惹かれる人物として紹介されています。
表面的には魅力的。
しかし田島の人生が壊れるところには、いつも倉持の影がある。
味方なのか、敵なのか。
倉持の本心が簡単には読めないところが、この物語の大きなポイントです。
原作ネタバレ込みで倉持について知りたい方はこちらをご覧ください。
『殺人の門』倉持修は何者?田島の人生を狂わせる理由と正体を原作から解説
松下洸平は田島和幸役
倉持から逃れようとしながら、何度も人生に入り込まれてしまう田島和幸を演じるのが松下洸平さんです。
映画公式の物語紹介でも、田島は倉持への疑念と殺意を次第に膨らませていく人物として描かれています。
「親友を殺したい」と思うほど憎んでいる。
それなのに関係を断ち切れない。
この矛盾した感情が、田島という人物の最大の特徴です。
原作は東野圭吾『殺人の門』
映画の原作は、東野圭吾さんの長編小説『殺人の門』です。
現在は角川文庫から新装版の上巻・下巻が発売されています。
原作でも中心となるのは、田島和幸と倉持修の長年に及ぶ関係です。
田島は何度も倉持への殺意を抱きます。
しかし「人を殺したい」と思うことと、本当に人を殺すことは同じではありません。
原作は、その境界を長い時間をかけて描いていきます。
映画と原作では時代設定が変わる
映画版で非常に重要なのが、舞台が令和へ移されることです。
これは映画公式から発表されている変更点です。
原作が描かれた時代と現代では、仕事、金、人との連絡手段、情報の広がり方などが大きく変わっています。
そのため映画では、原作の出来事を単純に映像化するだけではなく、令和の物語として再構成される部分があると考えられます。
具体的に何がどこまで変更されるのかは、現時点ではすべて判明していません。
『殺人の門』は犯人当ての映画ではない?
タイトルから「誰かが殺されて、犯人を探す話」を想像するかもしれません。
しかし『殺人の門』の中心は、一般的な犯人当てミステリーとは少し違います。
大きなテーマになっているのは、
「人は、どの瞬間に殺意を本当の殺人へ変えてしまうのか」
という心理です。
田島は倉持を憎みます。
それでも簡単には殺せません。
この「殺したいのに殺せない」という心理がタイトルにもつながっています。
映画を見る前に原作を読んでも大丈夫?
原作には当然、映画の展開を予想できる重大なネタバレがあります。
そのため、映画を完全に何も知らずに観たい方は、公開後まで原作を読まない方がよいでしょう。
一方で、原作と映画の違いを楽しみたい方には、先に読んでおく方法もあります。
特に映画版は令和へ舞台を移すことが明らかになっているため、
「原作のこの出来事を映画ではどう変えるのか」
という見方ができます。
映画前に原作を読んでおきたい方へ
原作は現在、新装版の上下巻で読むことができます。
映画公式でも、田島と倉持の約30年に及ぶ関係が作品の中心として紹介されているため、2人の少年時代からの積み重ねを知っておくと映画版との比較もしやすくなります。
映画をネタバレなしで観たい方はここで止めておくのがおすすめです。
原作の結末まで先に知ってから映画との違いを楽しみたい方は、上下巻を読んでみてください。
原作のネタバレを先に知りたい方はこちら
原作のあらすじからラストまで先に確認したい方は、以下の記事で詳しく整理しています。
東野圭吾『殺人の門』原作ネタバレ|あらすじ・結末・ラストまで完全解説
田島がなぜ倉持を殺したいほど憎んでいるのかはこちらです。
『殺人の門』田島はなぜ倉持を殺したいのか?2人の関係を原作から解説
まとめ
映画『殺人の門』は、田島と倉持という2人の男の約30年に及ぶ歪んだ関係を描くミステリーです。
倉持役は山﨑賢人さん、田島役は松下洸平さん。
2027年2月19日に公開されます。
原作は東野圭吾さんの同名小説で、映画では物語の舞台が令和へ変更されます。
倉持は本当に田島の「親友」なのか。
それとも田島の人生を意図的に壊してきた「悪魔」のような存在なのか。
そして田島は、本当に倉持を殺してしまうのか。
2人の関係が最後にどこへたどり着くのかが、映画版最大の注目点になりそうです。
