※この記事は『南田南弁護士は天才肌』および原作『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の内容に触れています。

『南田南弁護士は天才肌』の主人公・南田南には、非常に印象的な特徴があります。

クジラが大好き

ということです。

クジラの話になると夢中になり、止まらなくなってしまうほど。

これは韓国版『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の主人公・ウ・ヨンウと同じ設定です。

では、なぜ南田南はクジラが好きなのでしょうか。

結論から言うと、日本版では現時点で、

「南がなぜクジラを好きになったのか」という個人的なきっかけまでは公式に明かされていません。

ただし韓国版では、クジラが物語の中で非常に重要な意味を持っていました。

この記事では、南田南とウ・ヨンウのクジラ好きの共通点と、作品におけるクジラの意味を整理します。

結論|南田南のクジラ好きはウ・ヨンウから引き継がれた重要設定

南田南がクジラ好きなのは、日本版オリジナルで新しく加えられた設定ではありません。

韓国版の主人公・ウ・ヨンウにも、

クジラをこよなく愛している

という特徴があります。

つまり日本版では、主人公の名前や舞台、人物名は変更しながらも、

クジラ好きというヨンウを象徴する特徴はそのまま残した

ことになります。

南田南はどれくらいクジラが好き?

日本版公式では、南について、

クジラの話になると夢中で語り続けて止まらなくなる

人物として紹介されています。

法律と同じように、クジラについても非常に強い関心を持っているようです。

そして職場で、そのクジラの話を気兼ねなくできる相手が船井湊人です。

船井湊人は南のクジラ話を受け止める

南が働く「広川・ハワード法律事務所」で、クジラの話を自然にできる相手が船井湊人です。

湊人は、南が突然クジラの話を始めても、彼女を遠ざけません。

振り回されながらも、温かく受け止めます。

この関係は韓国版のウ・ヨンウとイ・ジュノによく似ています。

つまりクジラは、

南と湊人の距離を縮めるもの

としても使われそうです。


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韓国版でもウ・ヨンウはクジラが大好き

韓国版のウ・ヨンウも、法律とクジラをこよなく愛する人物です。

クジラの種類や生態について豊富な知識を持ち、会話の途中でも突然クジラの話を始めることがあります。

そのためクジラは、ヨンウを象徴するモチーフの一つになっています。

では、なぜ「クジラ」だった?

ここは韓国版の制作側から明確な説明があります。

脚本家のムン・ジウォンさんは、ヨンウの内面を視覚的に見せる装置を考える中で、クジラを選んだと説明しています。

複数の候補を考えたうえで、

クジラは映像として魅力的で、画面を豊かにできる

という理由もあったそうです。

つまり、

「ヨンウ本人にとって好きな対象」

であるだけでなく、

「視聴者へヨンウの頭の中を見せるための映像表現」

としてクジラが選ばれています。

クジラはヨンウの「ひらめき」を表していた

韓国版を見た人なら、ヨンウが事件解決につながる重要なアイデアを思いついた瞬間に、クジラが印象的に現れる場面を覚えていると思います。

これは偶然ではありません。

制作側は、クジラが現れることで、

ヨンウの中で何かがつながった瞬間

を視覚的に表現していました。

いわば、

「クジラ=ヨンウのひらめきを見せるサイン」

のような役割もあったわけです。

日本版でもクジラの演出は残る?

現時点で、日本版でも南がクジラ好きであることは公式発表されています。

そのため、クジラが物語の重要なモチーフとして残ることはほぼ間違いないでしょう。

ただし、韓国版と同じように、ひらめきの瞬間にCGのクジラが登場するのか。

それとも日本版独自の演出になるのか。

細かな映像表現までは、現時点では分かりません。

クジラは南の「好きな世界」を表している?

ここからは考察です。

南にとってクジラは、単に詳しい動物というだけではなく、

自分が安心して夢中になれる世界

を表しているのではないでしょうか。

社会の中では、他人の感情や暗黙のルールなど、分かりにくいことが多くあります。

しかしクジラについては、知識を積み重ね、深く理解することができる。

南にとってクジラの話をする時間は、自分らしくいられる時間でもあるのかもしれません。

だから「クジラの話を聞いてくれる人」が重要

この視点で見ると、船井湊人の役割も分かりやすくなります。

湊人は南へ、

「クジラの話はやめた方がいい」

と突き放すのではありません。

南の好きな世界へ自然に付き合います。

つまり南にとって湊人は、

自分を無理に変えなくても、一緒にいられる相手

になっていく可能性があります。

韓国版でもジュノが特別だった理由

韓国版でも、ヨンウがジュノへ心を開いていくうえで、クジラは重要でした。

ジュノはヨンウのクジラ話を受け止めます。

ヨンウの世界を「変わっている」と否定するのではなく、そこへ入ろうとします。

恋愛が始まる前から、

「この人なら自分の話をしても大丈夫」

と思える関係が作られていました。

クジラは「南と視聴者」をつなぐ存在でもある?

ここからも考察です。

クジラには、主人公と他の登場人物をつなぐだけではなく、

主人公と視聴者をつなぐ役割

もあります。

普通なら外からは見えない南の頭の中。

そこにクジラという印象的なモチーフがあることで、視聴者は、

「今、南の中で何かが動いた」

ということを感覚的に理解できます。

韓国版ではクジラは「内面を見せる装置」だった

韓国版の制作側は、クジラについて、ヨンウの内面を視覚化するための装置として考えたと説明しています。

これはかなり重要です。

ヨンウが口に出して説明しなくても、クジラが現れることで、

ひらめき・喜び・自分の世界へ入った感覚

を視聴者が共有できます。

『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』が法廷ドラマでありながら柔らかく見られた理由の一つでもあります。

日本版がクジラ設定を残した意味

日本版は、韓国版の設定をかなり日本向けに変更しています。

名前も変わりました。

法律事務所も変わりました。

キンパはおむすびへ変更されています。

それでも、

クジラ好きという設定は残されました。

ここからは考察です。

それだけクジラが、ウ・ヨンウという主人公を成立させるうえで重要な要素だったからではないでしょうか。

南田南という日本版主人公を作るうえでも、クジラは外せない要素だったと考えられます。

クジラ好き=自閉スペクトラム症だから、と単純には言えない

ここは分けて考える必要があります。

南田南やウ・ヨンウがクジラを好きだからといって、

「自閉スペクトラム症の人はクジラが好き」

という意味ではありません。

あくまで、南やヨンウという一人の登場人物が強い関心を持っている対象として、クジラが設定されています。

その個性を物語や映像表現へ生かしている、と考えるのが自然です。

日本版ではクジラと南の恋愛もつながりそう

公式発表では、船井湊人は南がクジラの話を気兼ねなくできる相手です。

そして南は、やがて湊人へ人生で初めて恋心を抱きます。

つまり日本版でも、

クジラの話を受け止めてくれる相手 → 心を許せる相手 → 恋愛相手

という流れが描かれる可能性があります。

原作ファンにとっては、韓国版との違いを比較する楽しみの一つになりそうです。

南田南はなぜクジラが好きなの?

改めて結論を整理します。

現時点では、日本版公式から、

「南が幼い頃に何かがあってクジラを好きになった」

といった具体的な理由は発表されていません。

分かっているのは、

南はクジラが大好きで、その話になると夢中になる

ということです。

一方、韓国版の制作意図まで含めて見ると、クジラには、

  • 主人公の強い関心を示す
  • 主人公の内面を視覚化する
  • ひらめきを表現する
  • 他人との距離を縮める
  • 視聴者を主人公の世界へ入れる

という複数の役割があります。

まとめ|クジラは南田南の個性と内面を象徴する重要モチーフ

南田南はクジラが大好きです。

この設定は、韓国版のウ・ヨンウから引き継がれています。

ただし、

南がなぜクジラを好きになったのかという個人的なきっかけは、現時点では公式には明かされていません。

韓国版では、クジラは単なる趣味ではありませんでした。

ヨンウの内面を視覚化し、ひらめきを表し、視聴者を彼女の世界へ導く重要なモチーフでした。

日本版でもクジラ設定が残されたことから、南田南という人物を表す重要な要素になると考えられます。

そして、南がクジラの話を気兼ねなくできる相手が船井湊人。

クジラを通して、南の仕事・ひらめき・恋愛がどう描かれるのか。

日本版でも注目したいポイントです。