※この記事には、映画・原作『祈りの幕が下りる時』の重要なネタバレがあります。

押谷道子の遺体が見つかった部屋の住人として名前が出てくる「越川睦夫」。

ところが本人は姿を消しており、捜査を進めても実像がなかなか見えてきません。

では、越川睦夫とは何者なのでしょうか。

結論からいうと、越川睦夫の正体は浅居博美の父・浅居忠雄です。

さらに忠雄は、過去には「綿部俊一」という別の名前でも生活していました。

この記事では焼死体の経緯や偽名生活そのものには深入りせず、越川睦夫・綿部俊一・浅居忠雄がなぜ同一人物なのかを中心に整理します。

この記事でわかること

  • 越川睦夫の正体
  • 浅居忠雄との関係
  • 綿部俊一とは誰なのか
  • なぜ越川の部屋から押谷道子の遺体が見つかったのか
  • 越川の正体が分かると何がつながるのか

結論|越川睦夫は浅居博美の父・浅居忠雄

越川睦夫という人物は、本名ではありません。

その正体は、浅居博美の父・浅居忠雄です。

忠雄は長年、自分の本当の身元を隠しながら生活していました。

東京で暮らしていた時に使っていた名前の一つが「越川睦夫」です。

つまり、事件で警察が探していた「越川」という男をたどっていくと、博美の父へ行き着きます。

綿部俊一も同じ浅居忠雄だった

忠雄が使っていた名前は越川睦夫だけではありません。

加賀恭一郎の母・田島百合子が仙台で親しくしていた男性として登場する「綿部俊一」も、浅居忠雄です。

整理すると、

浅居忠雄=綿部俊一=越川睦夫

という関係になります。

この事実が分かることで、押谷道子の事件と浅居博美、さらに加賀の母の過去までが一人の人物を通してつながります。

なぜ越川の部屋から押谷道子の遺体が見つかった?

押谷道子の遺体が発見されたのは、越川睦夫名義で使われていた部屋です。

越川の正体が忠雄だと分かれば、ここも整理できます。

押谷は浅居博美の母・厚子に関する情報を伝えるため東京へ来ていました。

その過程で、長年隠されていた浅居親子の秘密へ近づいてしまいます。

そして忠雄は、博美の現在の生活を守ろうとして押谷を殺害します。

なぜ押谷が殺されることになったのかは、こちらの記事で詳しく解説しています。

▶ 『祈りの幕が下りる時』押谷道子はなぜ殺された?東京へ来た理由と事件の真相

越川の正体が分かると事件の点が一本につながる

「越川睦夫」という名前だけを見ていると、押谷の事件に関係する謎の男にしか見えません。

しかし正体が忠雄だと分かると、

押谷道子。

浅居博美。

綿部俊一。

田島百合子。

日本橋周辺の12の橋。

それまで別々に見えていた人物や出来事が一つにつながります。

だから越川の正体は、本作の人物関係を理解するうえで非常に重要です。

まとめ|越川睦夫は「別人」ではなく、名前を変えて生きる浅居忠雄だった

越川睦夫の正体は、浅居博美の父・浅居忠雄です。

さらに仙台で田島百合子と関わった綿部俊一も、同じ忠雄でした。

浅居忠雄=綿部俊一=越川睦夫。

この関係を押さえると、複雑に見えていた人物関係がかなり整理できます。

なぜ忠雄が何十年も本名を使えず、別人として生き続けたのかについては別記事で詳しく解説しています。

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▶ 『祈りの幕が下りる時』浅居博美の父はなぜ名前を変え続けた?逃亡生活の理由

▶ 『祈りの幕が下りる時』焼死体の男は誰?河川敷の事件とのつながりを解説

『祈りの幕が下りる時』原作はこちら

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