遠藤和さんはなぜ若くして大腸がんに?発覚からステージ4と告げられるまで
※この記事では、遠藤和さんの病気と、映画・原作『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』の内容に触れています。
『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』のモデルとなった遠藤和さんは、21歳という若さで大腸がんと診断されました。
しかも、告げられたのはステージIV。
映画を見ようとしている人の中には、「なぜ21歳で大腸がんになったの?」「何がきっかけで病気が分かったの?」と疑問に思った人もいるでしょう。
結論からいうと、和さんがなぜ若くして大腸がんになったのか、その個人的な原因を外部から断定することはできません。
この記事では、確認できる事実と原作で描かれる病気の経過をもとに、和さんのがん発覚からその後の人生までを整理します。
遠藤和さんは21歳で大腸がんと診断された
遠藤和さんは1997年、青森県生まれ。
2018年、21歳のときに大腸がんと診断されました。
しかもステージIVでした。
20代前半で、自分ががんになることを想像している人は多くないでしょう。
和さんにとっても、その後の人生を大きく変える出来事になりました。
和さんの生涯については、遠藤和さんはどんな人?映画のモデルとなった女性の生涯で詳しく整理しています。
「ステージIV」と告げられた
原作の紹介でも、和さんが21歳で「ステージIVの大腸がん」を宣告されたことが明記されています。
ここで注意したいのは、「ステージIV=すぐに亡くなる」という意味ではないことです。
がんの進行度を示す分類であり、実際の治療方針や経過は患者ごとに異なります。
和さんの場合も、診断後すぐに人生が終わったわけではありません。
そこから約3年間、治療を続けながら生活しています。
なぜ21歳で大腸がんになったの?
ここは検索する人が多い疑問ですが、慎重に考える必要があります。
大腸がんにはさまざまな要因が関係しますが、公開されている情報だけから「和さんはこれが原因で大腸がんになった」と特定することはできません。
したがって、生活習慣や遺伝などを和さん個人の原因として断定するのは適切ではありません。
確実に分かっているのは、2018年、21歳のときにステージIVの大腸がんと診断されたということです。
がん宣告を受けたとき、将一さんとはまだ恋人だった
この時点で、将一さんはまだ夫ではありません。
二人は交際中でした。
重い病気が分かったことで、二人の将来も大きく変わります。
しかし将一さんは、和さんと別れる道を選びませんでした。
原作の紹介では、将一さんが「絶対、別れない」と応じたことが明らかにされています。
そして二人は翌年、結婚します。
二人の関係については、遠藤和さんと夫・将一さんはどう出会った?結婚までの実話で詳しく紹介します。
22歳で将一さんと結婚
和さんは22歳で、6歳年上の将一さんと結婚しました。
二人の結婚式は『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』の「結婚式の旅」で取り上げられ、大きな反響を呼びます。
ここから分かるのは、和さんの人生が「がん治療だけ」になったわけではないことです。
病気と向き合いながらも、恋人と結婚し、自分たちの家庭を作っています。
そして和さんは「子どもがほしい」と考える
結婚後、和さんはさらに大きな決断をします。
将一さんとの子どもを持つことです。
病状が進む中で、和さんは抗がん剤治療を中断してでも「私たちの子」に会いたいと考えました。
将一さんは反対しました。
妻の身体を考えれば、当然の葛藤だったと考えられます。
それでも和さんの意思は変わりませんでした。
この決断については、遠藤和さんはなぜ出産を決めた?がん闘病中に娘を産むまでで詳しく解説しています。
23歳で娘を出産
和さんは妊娠し、23歳で長女を出産しました。
21歳でステージIVの大腸がんを宣告されてから約2年。
和さんは「がん患者」であると同時に、「妻」になり、さらに「母」になりました。
『ママがもうこの世界にいなくても』という作品を理解するうえで、この変化は非常に重要です。
出産後も闘病は続いた
娘が生まれてからも、病気との闘いは続きます。
2021年には余命を告げられました。
それでも和さんは、夫と娘との日常を送りながら日記を書き続けました。
原作では、余命を告げられたあとも「人生でいまが一番幸せ」という和さんの気持ちが紹介されています。
これは、病気が軽くなったという意味ではありません。
病状が厳しい中でも、夫と娘と過ごす時間に幸せを感じていたということです。
2021年9月、24歳で亡くなる
和さんは約3年間の闘病を経て、2021年9月に24歳で亡くなりました。
そして亡くなる10日前まで日記を書き続けていました。
その日記が後に『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』として書籍化されます。
最後の日々については、遠藤和さんはいつ亡くなった?亡くなる10日前まで書き続けた日記とはでも詳しく取り上げます。
原作でがん発覚から闘病を読む
和さんの病気だけではなく、その中で結婚し、母になり、家族と生きた時間が本人の日記をもとに綴られています。
まとめ
遠藤和さんは21歳でステージIVの大腸がんと診断されました。
ただし、なぜ和さんが若くして大腸がんになったのかについて、公開情報から原因を特定することはできません。
重要なのは、その後です。
和さんは22歳で結婚し、23歳で娘を出産。
そして病気と向き合いながら、24歳まで家族と生きました。
『ママがもうこの世界にいなくても』は、病気そのものだけではなく、病気になったあとに和さんが何を選び、どう生きたのかを描く物語です。
