『タイタニック』でローズを演じたケイト・ウィンスレット

映画公開当時は22歳。

レオナルド・ディカプリオとともに世界的スターとなりました。

しかしウィンスレットもまた、『タイタニック』の大成功後に同じような大作だけへ進んだ俳優ではありません。

むしろ小規模な作品や難しい役を積極的に選び、演技派俳優として長いキャリアを築いていきます。

この記事では、ローズ役以降のケイト・ウィンスレットの俳優人生を整理します。

結論|ローズ役に縛られず、演技派としてアカデミー賞まで受賞した

『タイタニック』によって世界中に顔を知られたケイト・ウィンスレット。

その後は、

恋愛映画。

文芸映画。

社会派作品。

テレビドラマ。

大作映画。

と幅広い作品へ出演します。

2008年の『愛を読むひと』では、ついにアカデミー主演女優賞を受賞。

「ローズを演じた女優」から、世代を代表する演技派俳優へ

成長しました。

『タイタニック』以前からオスカー候補だった

ウィンスレットも『タイタニック』で突然見つかった新人ではありません。

『いつか晴れた日に』で演技を高く評価され、すでにアカデミー助演女優賞候補になっていました。

そこへローズ役が来ます。

ローズ役でアカデミー主演女優賞候補

『タイタニック』では、17歳のローズ・デウィット・ブケイターを演じます。

この演技でアカデミー主演女優賞候補になりました。

映画自体は14部門にノミネートされ、11部門を受賞。

ウィンスレットの名前も一気に世界へ広がります。

大作スター路線だけを選ばなかった

『タイタニック』後なら、ハリウッド超大作へ次々出演することもできたはずです。

しかしウィンスレットは、比較的小さな作品や個性的な役も積極的に選びます。

この選択によって、

「大ヒット映画のヒロイン」だけではない俳優

として評価を積み重ねます。

『エターナル・サンシャイン』

2004年の『エターナル・サンシャイン』では、髪色を頻繁に変える自由奔放なクレメンタインを演じました。

『タイタニック』のローズとは全く違う人物です。

この作品でもアカデミー主演女優賞候補となります。

『リトル・チルドレン』でも主演女優賞候補

2006年の『リトル・チルドレン』では、郊外で暮らす主婦を演じます。

恋愛や家庭、欲望を扱う複雑な役で、再びアカデミー主演女優賞候補となりました。

『愛を読むひと』でついに主演女優賞受賞

2008年公開の『愛を読むひと』で、ウィンスレットはハンナ・シュミッツを演じます。

この役で、

アカデミー主演女優賞を受賞。

『タイタニック』以来何度も候補になってきた末の受賞でした。

同じ2008年にディカプリオと再共演

『タイタニック』から約11年後、ウィンスレットとディカプリオは『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』で再共演します。

しかし今度はジャックとローズのような若い恋人ではありません。

結婚生活に行き詰まる夫婦を演じました。

2人の年齢と俳優としての成長を感じられる作品です。

『スティーブ・ジョブズ』でもオスカー候補

2015年の『スティーブ・ジョブズ』では、ジョアンナ・ホフマン役を演じます。

この作品でアカデミー助演女優賞候補となりました。

『タイタニック』以降も長期間、映画賞の常連であり続けています。

テレビドラマ『メア・オブ・イーストタウン』でも話題に

映画だけでなくテレビドラマでも高い評価を受けています。

『メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実』では、地方の刑事を演じました。

華やかなローズとは正反対の、疲れや生活感を抱えた人物です。

この作品でも高い評価を受けました。

ジェームズ・キャメロン監督とも再び仕事をした

『タイタニック』の撮影は、ウィンスレットにとって非常に過酷だったことでも知られています。

そのため長い間、ジェームズ・キャメロン監督との関係についてさまざまな話が報じられました。

しかし後に関係は改善。

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』で再びキャメロン監督作品へ出演しています。

『タイタニック』撮影時は本当に大変だった

タイタニック号沈没シーンでは、大量の水を使った撮影が続きました。

長期間の撮影。

冷たい水。

コルセット。

巨大セット。

現在のウィンスレットは当時について振り返りながら、撮影が決して優雅なものではなかったことをたびたび語っています。

ローズ役への思いはその後変化した

若い頃は自分の演技に厳しい評価をしていたウィンスレットですが、年月を経て『タイタニック』という作品が多くの人に愛され続けていることを受け入れるようになっています。

現在でもファンからローズとして声をかけられることは非常に多いようです。

ディカプリオとは長年の親友

『タイタニック』撮影時に親しくなったディカプリオとは、その後も友情が続きます。

恋愛関係ではありません。

ウィンスレット自身も、恋愛関係にならなかったからこそ長い友情を築けたという趣旨の説明をしています。

▶ ディカプリオとケイト・ウィンスレットは付き合っていた?現在まで続く2人の関係を解説

ローズ役はキャリアの一部になった

『タイタニック』はウィンスレットにとって、今でも代表作の一つです。

しかしその後の出演作を見ると、ローズとは全く違う人物ばかり。

若い令嬢。

自由奔放な女性。

戦争犯罪の過去を持つ女性。

企業のスタッフ。

刑事。

長いキャリアの中で幅広い役を演じています。

まとめ|ケイト・ウィンスレットはローズ以上に長い俳優人生を築いた

『タイタニック』公開時、ケイト・ウィンスレットは22歳でした。

ローズ役によって世界的スターになります。

しかし、その成功に安住することなく、難しい役を選び続けました。

『エターナル・サンシャイン』。

『リトル・チルドレン』。

『愛を読むひと』。

『スティーブ・ジョブズ』。

そしてテレビドラマまで。

ローズはウィンスレットを世界へ知らしめた役ですが、その後のキャリアはそれだけでは語れません。

『タイタニック』は、彼女の長い俳優人生における大きな転換点だったのです。


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『タイタニック』をもう一度じっくり観たい方へ

現在のケイト・ウィンスレットの演技を知ってから若いローズを見ると、22歳当時からすでに非常に力のある俳優だったことがよく分かります。